茨城には、最古にして関東最強ともいわれる鹿島神宮を初めとし、健康長寿、縁結びに子宝、成績向上など様々なご利益の神社があります。近年参拝以外に散策や映えスポットとしても大注目。黄金の鳥居で話題のほしいも神社も紹介します。
【1】雨引観音(あまびきかんのん)
ご本尊は、延命観世音菩薩(えんめいかんぜおんぼさつ)で、正式には雨引山楽法寺(あまびきさんらくほうじ)という名の古刹です。古くから多くの人々の信仰を集め、特に安産・子育てのご利益があることで知られています。
境内では毎年6月上旬から3,000株もの紫陽花が咲き競い、敷地内の池や手水舎に浮かぶ様子は格別です。写真映えスポットとしても人気があります。
【2】大洗磯前神社(おおあらいいそさきじんじゃ)
茨城を舞台とするアニメ映画にも登場した大洗磯前神社。御祭神は、大己貴命(おおなむちのみこと)で、慈悲深く福徳を授け、縁結び、商売繁盛、子宝の神様として古くから信仰されています。
神社下の海岸には、パワースポットとしてだけでなく、フォトジェニックなスポットとしても大人気の神磯(かみいそ)の鳥居があり、多くのカメラマンで賑わっています。
【3】酒列磯前神社(さかつらいそさきじんじゃ)
場所は少し離れていますが、上記でご紹介した大洗磯前神社とは兄弟神社とも言われ、合わせて参拝すると、宝くじの当選率が高くなると地元でも評判の神社です。
御祭神は、少彦名命(すくなひこなのみこと)で、医療医学の神様として病気平癒、健康長寿、家内安全、商売繁盛などのご利益がある神様として信仰されています。自然林に覆われた樹叢(じゅそう)のトンネルは、神秘の参道として親しまれています。
【4】笠間稲荷神社(かさまいなりじんじゃ)
御祭神は、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)で、食物の神、農業の神として、五穀豊穣、商売繁栄、開運招福、火防(ひぶせ)の守護神として信仰を集めてきました。
神さまのお使いがキツネであることから、絵馬やお守り、おみくじまで、すべてキツネ。門前町には、キツネの好物といわれる油揚げを使った稲荷ずしや蕎麦いなりのお店が並び、門前町歩きも楽しい神社です。
【5】鹿島神宮(かしまじんぐう)
御祭神は武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)で、全国にある鹿島神社の総本社です。武運の神様として、皇室や将軍家からの崇敬を受けてきました。千葉の香取神宮と共に日本建国にあたった神様の神社で、勝負時に頼って参拝される方も多くいます。
東京ドーム15個分に及ぶ境内は、鎮守の森が広がり、清々しい空気が荘厳な雰囲気を醸し出しています。干ばつでも決して涸れないと言い伝えられる御手洗池なども必見のスポットです。
【6】筑波山神社(つくばさんじんじゃ)
日本百名山の一つで霊峰としても名高い筑波山。その山をご神体とする筑波山神社は、西峰に伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、東峰に伊弉冉尊(いざなみのみこと)を祀っています。
二つの神様が結婚し神々を産み、国産みをされたことから、縁結び、夫婦和合、家内安全、子授けなどのご利益があるとされています。境内で見られる「ガマの油売り口上」は、筑波山名物の伝統文化です。