TikTokがアメリカに上陸して4年。『フォーブス Forbes』が2021年に「最も稼いだTikTokスター」を発表し、ランキングトップ7人の年収だけで計5,550万ドル(約64億円)の収入を稼いだことが判明しました。

前回2020年夏に発表されたランキング合計の2倍と、その金額は大きく上回り、ティックトッカーたちの収入源もスポンサー契約だけでなく、映画やリアリティー番組への出演、レコード契約、会社設立、コスメや飲料水のプロデュース業など、幅広くなっているようです。

ヤングセレブ姉妹は合わせて年収31億円超え

トップ2を独占したのは、“第2のカーダシアン姉妹”とも呼ばれているチャーリー・ダメリオ(17)とディクシー・ダメリオ(20)の姉妹。

1位のチャーリーはTikTokのフォロワー数世界No.1で、その数なんと1億3,500万人と毎日増え続けています。2021年の収入は1,750万ドル(約20億1,643万円)。2020年夏の400万 ドル(約4億6,090万円)から大幅にアップしました。

フォロワー数5,700万人の姉ディクシーは、昨年新曲を2曲リリース。エド・シーランやジョナス・ブラザーズ、BTSらも出演した「ジングルベルコンサート」シリーズに出演するなど、得意の歌を武器に1,000万ドル(11億5,225万円)稼ぎ、2位にランクインしました。

姉妹でアパレルブランドやリアリティ番組も

姉妹の共同プロジェクトからの収入も多く、米アパレル大手のホリスターと共にで立ち上げた「ソーシャル・ツーリスト(Social Tourist)」は、Z世代の間でたちまち人気ブランドとなり、ホリスターの売り上げ増に大きく貢献。

Huluで配信中のダメリオ家族を追ったリアリティ番組は第2シーズンの製作が決定しており、2021年11月からは動画投稿アプリSnapchatのオリジナルシリーズ『Charli vs. Dixie(チャーリー vs.ディクシー)』を配信しています。

『バラエティー Variety』誌が選出する「エンターテインメント業界に影響を与える若者」にも、チャーリーが9位、ディクシーが10位にランクイン。二人合わせて年収31億円以上。人気ティックトッカー姉妹の勢いはまだまだ止まらなそうです。