UCaaSという言葉を聞いたことがありますか?
今回はUCaaSとは何か、そしてビジネスにおけるそのインパクトについて見ていきましょう。
UCaaSとは?
UCaaSとは、「Unified Communications as a Service(ユニファイド・コミュニケーション・アズ・ア・サービス)」の略です。
「ユーキャス」と呼ばれることもあります。具体的には、音声・ビデオ会議・メール(メッセージング)・チャット等の統合コミュニケーション(ユニファイド・コミュニケーション=UC)をインターネット経由でサービスとして提供すること(アズ・ア・サービス=aaS)を表します。
もっと簡単に言うと、「クラウドを通して利用できる総合コミュニケーションツール」というイメージです。
UCaaSは「オンプレミス(=社内システム)」と一見よく似ています。
しかし、いずれもコミュニケーションツールでありながら、UCaaSとオンプレミスの決定的な違いは「クラウドを通しているか否か」です。
新型コロナウイルス感染症の影響により、2020年を境に世界中でリモートワークが普及しました。
離れた場所で仕事をするメンバーたちを大きく支えることになったのが、このUCaaSでした。
オンプレミスはいわば「オフィスにいるメンバーでの利用」が前提である一方で、UCaaSはクラウドを経由しているため、どこにいてもインターネットの接続さえあれば、その恩恵を受けることが可能です。
UCaaSにより、リモートワーカーたちは離れていてもオフィスにいる場合と遜色なく仕事を遂行できるようになりました。
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