地元で昔から愛されてきた銘菓や、名産の海産物や松阪牛を使ったお惣菜、そして芸能人御用達、話題性抜群のグルメなど、三重で買うべきおすすめのお土産を厳選してご紹介します。
1.赤福(赤福)
三重・伊勢の名物として古くから愛されてきた「赤福」。柔らかくとろけそうなお餅の上に、なめらかなこしあんをたっぷりのせた餅菓子で、伊勢を流れる五十鈴川のせせらぎをイメージして作られているそうです。
伊勢にはお餅屋さんがたくさんありますが、無添加かつ繊細で、一口食べれば幸せがぱっと広がる赤福は、お土産におすすめです。【8個入:760円(税込)】
2.なが餅(笹井屋)
四日市の名物「なが餅」。戦国時代から食べられていたという、歴史あるお菓子です。天文拾九年(1550年)創業という老舗の和菓子屋さん「笹井屋」のなが餅は、北海道産の小豆を炊いた餡をお餅で包み、平たく伸ばしてから両面焼き上げます。
焼き色がついているので固そうに見えますが実はとっても柔らかく、つきたてのお餅のような食感です。餡も甘さがかなり抑えられており、この素朴な味わいが人々の心を掴んできたのでしょう。万人受けする、優しい和菓子です。【7本入:700円(税込)】
3.かたやき(伊賀菓庵山本)
むかし、伊賀の忍者が相手を偵察する際に携帯していたと言われる「かたやき」。かさばらず、栄養価が高いという事から重宝された、日本一固いおせんべいです。
小麦粉と砂糖だけを使ったお菓子なのにも関わらず、本当に堅く手ではまず割れないので、木槌付きのものを買うのがおすすめ。細かく砕いたら、口の中で転がしながらいただきましょう。カルメラ焼きのような味わいで、徐々に砂糖のほんのりとした甘さが広がります。
ごま、青のり、くるみなど6種類ほどの味がありますが、創業当時から販売されている「ごま味」が定番です。【6枚入:816円(税込)】
4.へんば餅(へんばや商店)
伊勢神宮に至る街道の最後の宿場であった小俣(おばた)に本店を構える、創業240年の老舗「へんばや商店」。そのへんばや商店の名物が「へんば餅」です。馬に乗ってきて小俣で馬を返し、歩いて参宮をしたということで「返馬(へんば)」という名前が付けられました。
焼き色が付いた丸く平たいお餅は、とても可愛らしくお土産にピッタリ!ひとつずつ個包装になったへんば餅もあり、そちらは配る際に便利です。【10個入(経木)800円、15個入(箱)1,300円(共に税込)】
5.カレーのおせんべい(美鹿山荘)
桑名市にある米菓店「美鹿山荘」が手掛ける、カレー味のおせんべい。芸能人が差し入れなどに利用するとして話題になったことから、桑名名物として定着しました。
個包装のインドを彷彿させる絵柄とは裏腹に、和風カレー味。ブラックペッパーが混ぜられているので、少し辛めのパンチの利いた味に仕上がっています。ザクザクっとした食感も美味しさの理由の一つで、ついつい手が伸びてしまう魅惑のお菓子。お酒のおつまみにするのもおすすめです。【100グラム:520円(税込)】
6.シェル・レーヌ(ブランカ)
2016年に開かれた「伊勢志摩サミット」で提供されたことでも有名な、三重県鳥羽市の洋菓子店ブランカのシェル・レーヌ。地元産の鶏卵や小麦粉にこだわったマドレーヌは、あこや貝の内層光沢部分を粉末にした天然のパールシェルカルシウムが加えられているのが特徴です。
表面はさっくり中はしっとりとしており、芳醇なバターの風味を感じられます。ブランカのほか、お土産屋さんやスーパーでも購入可能です。【1個:172円(税込)】
7.羊のカスティーリャ(デ カルネロ カステ)
三重県産高級小麦粉の「あやひかり」や、四日市でとれた蜂蜜「百花蜜」を使って丁寧に焼き上げたカステラ。キューブ上になっているひとつひとつに可愛い焼印が押してあり、フォトジェニックな姿に食べるのを躊躇してしまいそう!芸能人カップルが結婚報告をした際に、関係者に配ったという話題のお土産です。
カステラはふわふわなのに、もっちりとした食感。底についているザラメが大粒で、ザクザクした味わいも美味しいです。数日経つと、このザラメが溶けて生地に吸収され、食べ応えのあるずっしりした食感に変化します。【6個入:1,720円(税込)】
8.神宮スギ(シラセ)
伊勢神宮のお膝元にある洋菓子店「シラセ」で人気の商品が、「神宮スギ」。伊勢神宮にある御神木「神宮杉」の年輪模様を表現したバームクーヘンです。縁起の良いお土産として、伊勢神宮の参拝客から人気を集めています。
発酵バターやたまご、生クリームなど厳選した素材を使って丁寧に焼き上げたバームクーヘンは、しっとりした食感で重みがあります。噛めば噛むほど、たまごの香りと甘みが口の中に広がっていき、まさに絶品!コーヒーや紅茶のほか、緑茶に合わせるのもおすすめです。【1ホール:1,080円(税込)】