イスラエル人女優ガル・ガドット主演の最新映画『ナイル殺人事件(原題:Death on the Nile)』が、中東の国レバノンとクウェートの映画館では上映されないことがわかった。ガル・ガドットとイスラエル国防軍との関係が関連しているとみられている。

Deadline紙が報じたところによると、その他の中東諸国では今週末、『ナイル殺人事件』が公開されるという。

イスラエルでは、18歳になった段階で男女問わず2年から3年の兵役が義務付けられている。そのためガドットも、ショービジネスの世界に入る前の2年間、イスラエル軍に従事していた。

ガドットの映画がレバノンやクウェートで公開されなかったのは、これが初めてではない。2017年、彼女が主演を務めた『ワンダーウーマン』も上映が禁止されている。

これはイスラエルとレバノンが緊張関係にあるためだ。