心のこもった年賀状の添え書きをご紹介

「年賀状の添え書きに何を書こうか」と悩んだ経験はありませんか?年始の挨拶や近況報告、今年の抱負などいろいろ書きたいと思う方も多いですが、年賀状の添え書きを記入するスペースは意外と狭いですよね。

そこで今回は年賀状の添え書きを書くポイントと例文をご紹介します。年賀状の添え書きを書く際のポイントを押えるだけで、簡単に文が出来上がりますよ!

この記事では、年賀状の添え書きを会社の上司や年上の親戚など「目上の方」と友達や両親など「親しい人」に分けて例文を紹介します。

心のこもった年賀状の添え書き《目上の方》

好印象を与える年賀状の添え書き例文集。お正月にぴったりな心を込めたメッセージ
(画像=pixabay.com Folkより引用)

まず会社の上司や年上の方など、丁寧な言葉遣いや敬意を表したい相手に年賀状の添え書きを書くポイントと例文をご紹介します。目上の方だけに限りませんが、年賀状の添え書きとして一番多いのが近況報告です。他にも今年の抱負や感謝の気持ちを書くと、相手の方に気持ちが伝わる文面になるでしょう。

また年賀状の添え書きは相手によって書く内容が異なるため、手書きがマナーとされています。これらのポイントを踏まえた添え書きの例文を3つご紹介します。

年賀状の添え書きの例文①全員に使える文面

例文:旧年中は大変お世話になりました
本年も相変わらぬご厚誼のほどよろしくお願い申し上げます

ここで紹介した年賀状の添え書きの例文は目上の方へはもちろん、親戚や友達にも使える文面です。年賀状の添え書きに悩んだときは、昨年の感謝と今年の挨拶を合わせたこの文面を使うのがおすすめ。

また目上の方に限らず、年賀状の添え書きは終わりや区切りを意味する句読点を使用しないことがマナーです。他にも「去る」や「失う」、「病む」など縁起が悪い言葉は使わないようにしましょう。「去年」も「去る」が入っているため、「旧年」や「昨年」を使うのが適切ですよ。

年賀状の添え書きの例文②仕事関係の上司

例文:いつも親身なご指導をいただき心より感謝いたしております
今年も変わらぬご指導ご鞭撻の程よろしくお願い致します

上記の年賀状の添え書きは、仕事関係の上司へ向けた例文です。この例文はいつも指導してもらっている感謝と今年の挨拶を伝えられる文面ですね。どのような関係の上司でも使える定型文として最適な例文です。

他にも「今年はご期待に応えるべく日々精進してまいります」など、今年の抱負を文面に入れるのもおすすめですよ。

年賀状の添え書きの例文③目上の親戚

例文:お変わりなくお元気でお過ごしでしょうか
早いもので長女は今年中学校入学を迎えます
寒い日が続きますがご自愛ください

上記の年賀状の添え書きは目上の親戚に向けたもので、家族の近況報告と相手を気遣う文面になっています。会う機会の少ない親戚には、子供の入学や就職など家族の近況を入れると喜ばれますよ。また目上の親戚には健康を気遣う文面がおすすめです。

他にも帰省する予定で会う機会がある場合は、「今年の○○には帰省しようと思っています」という文面を付け加えることで相手の方も楽しみが増えて良いですね。