人気俳優の杏さん(35歳)が、アニメーション映画『アダムス・ファミリー2 アメリカ横断旅行!』の日本語吹替え版で、一家の母親モーティシア役を続投しました。思春期の娘ウエンズデーと向かいあう役どころです。

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(画像=杏さん、女子SPA!より引用)

 杏さん自身も3児の母親として仕事と育児を両立中ですが、2021年には芸能活動20周年を迎え、年末にはInstagramとYouTubeを同時に開設するなど、精力的な活動を展開しています。

「今は子どもファースト」という杏さん。映画では親離れ・子離れのテーマも描かれていますが、自身にそのときが来たら……というお話を含め、杏さんの“今”を聞きました。

子ども向けに見えて、実は大人も楽しめる映画

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(画像=©2021 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.、女子SPA!より引用)

――続編の今回は、思春期の子と親のドラマが軸にありましたね。 杏:前作では父と子の話でしたが、今回は母と子の話でもありました。娘のウエンズデーが思春期を迎え、独り立ちしていく第一歩みたいなことで、アメリカ旅行に家族で行くというお話なのですが、娘の思春期に男親・女親がどう対処していくか、というお話には、世界共通のあるあるが詰まっているなと思いながら観ていました。

――だからこそ、大人たちに観てほしい作品という印象を受けました。 杏:子ども向けに見えますが、実は今50代、60代の方でも楽しめる小ネタも多いと思いました。当時の青春のポップスみたいな曲が劇中で流れたり、カバーされていたりするんです。

 台本にはギャグの注釈みたいなものも書かれていたりして、そこにはパッと一瞬だけ映る道路標識の地名に、実はアメリカのホラー映画の舞台となった地名がズラッと並んでいると書いてあったり。コアな映画ファンが観れば「おっ!」と思うような小ネタが散りばめられてたりするんです。

今行きたいのは北海道「子どもたちに大自然を…」

――一方で、子どもたちに人気がある理由は何だと思いますか? 杏:子どもには怖いのかなと思うところが前作でもあったのですが、意外と幼稚園児やホラーをまだ観たことない子たちも、ゲラゲラ笑いながら観ているんですよね。知人の子もすごく好んでアダムス・ファミリーを観ていると聞いたので、なんか観たくなっちゃうものがあるのかなと思います。たとえば逆説を行くと言いますか、劇中でキャラクターが「汚いのがいい!」と言い始めちゃうところとか、新鮮で面白いのかなと思います。

――旅行という意味では、今行ってみたいところはありますか? 杏:行ってみたいのは、最近では北海道です。海もあるし、山もあるし、本州にはなかなかない広大な景色もあるので、冬も夏も行ってみたいです。冬は食事や雪。東京では絶対に観られない量の雪だったり、寒さがありますよね。子どもたちに大自然を見せてあげたい。あこがれます。

エンタメを観る時間がリフレッシュに

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(画像=女子SPA!より引用)

――ドラマや映画、子育てに忙しい日々だと思いますが、どうリフレッシュしていますか? 杏:夜は映画やドラマを観たり、ちょっと晩酌をしたりしています。ドラマなど、何も考えずにエンタメを観ている時間は、すごくリフレッシュになります。あとは犬と散歩するのもリフレッシュになっています。特にドラマで忙しいときなどは助けられています。

――また、2021年はInstagramとYouTubeを同時に開設されましたが、きっかけは何でしたか? 杏:ちょうどアウトプットをしたいなと思っていたときに、マネージャーさんともお話してみたりして、やってみるのも面白いかなと思ってスタートしました。インスタグラムではイラストを投稿しているのですが、やってみたらわたし、アウトプットしたかったんだなと(笑)。ただ、見てくださっている方々とダイレクトに触れ合う場でもあるので、緊張はしています。わたしも気をつけなければいけない部分はたくさんあると思うんです。