憂鬱なブルーマンデー症候群の対処法は「日曜と月曜の過ごし方」で決まる
自信がなくなった状態のとき、心身は本当にもろくなるものです。ブルーマンデー症候群をうまく回避するは、思いつめて負の連鎖に陥らないよう、環境とメンタルを整えることが大切です。特に、日曜日と月曜日の過ごし方を少し工夫すると、心がぐっと楽になります。それではさっそく具体的な対処法をご紹介していきましょう。
ブルーマンデー症候群の憂鬱対処法その①
日曜日の過ごし方を変えて気持ちをラクにする。
日曜日の対処法1:早起きと運動を取り入れる
ブルーマンデー症候群の一番のつらさは、ぐるぐると月曜日のことを思い悩み、不眠に陥ってしまうこと。睡眠不足と心身の消耗で月曜日はますます心折れる結果になりかねません。こういった最悪の負の連鎖を防ぐためには、とにかく日曜日の朝はいつもより早起きをしましょう。そして、どんどん外出して気分転換を。
特にブルーマンデー症候群の憂鬱が始まる日曜日の午後は、家で過ごさず、ジョギングやスイミングなど、ある程度体力を必要とする運動を取り入れましょう。サウナで汗を流すのもおすすめです。早起きと運動の効果で、夜は月曜日を思い煩う暇なく眠れるため、月曜の朝の憂鬱度はかなり解消されています。くれぐれも、運動の後のお昼寝はしないように注意してくださいね。
日曜日の対処法2:考えない勇気を持つ
月曜のこと、会社のこと、仕事のこと、次々と頭に浮かんでくる憂鬱な考えにとらわれるブルーマンデー症候群。放っておくとどんどん増殖するネガティブな思いを手放して、何も考えない勇気をもちましょう。月曜日をうまくやろうなんて、思わなくていいですよ。人生は、なるようにしかならないと悟ると、重苦しい気持ちがラクになってきます。スマホの「瞑想アプリ」などを活用して、10分、15分と心を空っぽにする状態を取り入れてみてください。憂鬱な思いから自由になる素晴らしさを実感できるでしょう。
日曜日の対処法3:日曜日のテレビ番組を見ない
ブルーマンデー症候群を克服した人は「日曜日にテレビを見るのをやめた」という人が少なくありません。「サザエさん」に限らず、「笑点」や「ちびまる子ちゃん」「鉄腕DASH」であっても、自動的に月曜日を連想して胸がザワザワし始めたり、憂鬱の引き金になる番組があるなら避けた方が良いのです。ブルーマンデー症候群を誘発する日曜日のテレビは見ないのがいちばん効果的。どうしても見たい番組がある場合は、別の日に観れるように録画しておきましょう。
日曜日の対処法4:明日の準備をしておく
真面目な人ほど、月曜日の通勤や仕事の段取りを考えすぎて憂鬱になるものです。漠然とした不安や、ぐるぐる思考が止まらないときは、一度頭の中のスケジュールや段取り、不安の要素を紙に書き出してみましょう。月曜の朝は何かとバタバタしがちなもの。着ていく服や持ち物、仕事の段取りやスケジュールなど最低限の準備や予習をしておくと、頭の中も少しは落ち着いてきます。不安の原因を一つ一つ丁寧につぶして、心の負担を軽くしましょう。
日曜日の対処法5:働く人はみんな月曜日が嫌いと心得る
会社に行くのが嫌でたまらないときは、他の人がみんなやる気と自信に満ち溢れているように見えてくるものです。これはブルーマンデー症候群特有の捉え方の歪みかもしれません。社会においてけぼりにされたような気がして焦ったり、どこかに消えてしまいたいと思ってしまうことがあるなら、はっきりいいましょう。働いている人は、みんなあなたと同じ、誰もが月曜日が嫌いです。自信満々に見える人も、通勤中の人々も、みんな月曜日はブルーです。憂鬱過ぎて泣きたいあなたに共感する人がたくさんいることを覚えておいてくださいね。あなたは決して一人ぼっちではありません。
日曜日の対処法6:バスタイムを充実させる
日曜日はいつもよりゆっくりとバスタイムを楽しみましょう。湯船にお気に入りの入浴剤を入れて、ゆっくり浸かって疲れを癒やしましょう。粗塩をひとつかみ湯船に入れると、ブルーマンデー症候群で溜まったネガティブな気持ちをさっぱりと浄化できます。キャンドルやアロマ、お気に入りの音楽もかけながら、めいっぱいリラックスしましょう。
日曜日の対処法7:とにかく早寝する
日曜日はあれこれ考えず、とにかく早寝することです。1から6までの方法を取り入れると、自然に早寝したくなる条件が整います。こんな時間から寝ちゃうの!? と躊躇せず、ベッドの中でまったりと過ごしましょう。スマホは眠る2時間前にはオフにして、読書をして過ごすと自然に眠りが訪れますよ。