引っ越しで運気が上がる人気の風水とは

引っ越しで運気が変化する、という考え方があります。引っ越しによる環境や暮らし方の変化が、運気にも影響を与えるという考え方です。

風水は、古代中国で誕生しました。自然界に存在するものすべてが、陰と陽どちらかの性質を持ち、木・火・土・金・水の五行に分類されるという「陰陽五行説」に基づいた環境学です。

風水の考え方は、現代でも人気があります。ここでは、引っ越しで運気が上がる部屋選びや暮らし方を見ていきましょう。

引っ越しで運気が上がる人気の方法①方角

引っ越しで運気を上げる方法って?新居で風水的に気にするべきポイントをご紹介
(画像=pixabay.com Folkより引用)

引っ越しで運気を上げるポイントの1つが、方角です。今から1000年ほど前の平安時代にも、陰陽道に基づいた風習がありました。現在では方位学というものがあります。運気が上がる吉方位、運気が下がる凶方位を知ることで、引っ越し時の運気アップに役立てることができるでしょう。

ここでは、まず吉方位や凶方位の割り出し方をチェック。引っ越し先が凶方位だった場合は、一端ホテルなどに宿泊して移動する方位を変化させると効果的です。

生年月日から風水の本命卦を導き出そう

風水では、生年月日と性別で決まる本命卦(ほんめいか)が吉・凶方位を決めます。本命卦を導き出すには、まず生まれた年を西暦で表して1901を引きます。立春以前に生まれた人は、前年生まれにカウントしてください。出た数字を9で割ってあまりの数を出します。割り切れた場合は9を使ってください。

こうして求めた数字に性別を合わせたものが本命卦です。本命卦を自動的に計算してくれるサイトもありますので、試してみてください。

性別も照らし合わせて自分の本命卦を知ろう

本命卦を見てみましょう。

余りが1の男性は「艮(ごん)」女性は「兌(だ)」、余りが2の男性は「兌」女性は「艮」、余りが3の男性は「乾(けん)」女性は「離(り)」、余りが4の男性は「坤(こん)」女性は「坎(かん)」、余りが5の男性は「巽(そん)」女性は「坤」、余りが6は男性も女性も「震(しん)」、余りが7の男性は「坤」女性は「巽」、余りが8の男性は「坎」女性は「坤」、余りが9の男性は「離」女性は「乾」となります。

風水の本命卦から吉方位を見てみよう

本命卦が出たら、ようやく吉方位がわかります。風水では本命卦ごとに4つの吉方位があり、最大吉が生気(せいき)です。吉方位が東側にあるグループは「東四命(とうしめい)」西側にあるグループは「西四命(さいしめい)」と呼ばれています。

それぞれの生気は、離が東、坎が南東、震が南、巽が北。艮は南西、坤は北東、乾は西、兌は北西が生気です。引っ越しで運気を上げるには、吉方位に向かって移動するとよいとされています。

引っ越しで運気が上がる人気の方法②間取り

引っ越しで運気を上げる方法って?新居で風水的に気にするべきポイントをご紹介
(画像=pixabay.com Folkより引用)

引っ越しで運気を上げる2つ目のポイントは、新居の間取り。風水では、玄関やリビング、寝室などがどの方角にあるかで運気の上下に関係してくると言われています。さらに、部屋の間取りは金運、家族運、仕事運といった細かな運気にも関わりがあるので、新居を選ぶ際にもチェックしておくとよいでしょう。

どうしても間取りが気になる部屋に引越しが決まった場合は、できるだけ運気を上げる方法を取り入れることがポイントになります。

家の中の「鬼門」と「裏鬼門」を知ろう

風水では北東の方角に「鬼門」があり、南西の方角に「裏鬼門」があると考えられています。ここでいう鬼とは、邪気全般のこと。風水を意識して作られた平安京では「鬼門」に比叡山延暦寺、日吉大社、貴船神社、鞍馬寺が建立されました。さらに「裏鬼門」には石清水八幡宮を建てて都を護ったとされています。

引っ越し先の新居では、運気が入ってくる玄関や生活に重要な水回りが「鬼門」や「裏鬼門」に当たらない間取りがおすすめです。

新居の「鬼門」と「裏鬼門」に対処する方法

引越し先の新居で部屋の間取りが変えられない場合もありますね。「鬼門」や「裏鬼門」に水回りが設置されている場合は、掃除と換気をしっかりするよう心がけてください。風通しのよい環境にすることで運気が上がるからです。

ただし、窓を開けっぱなしにすると邪気を取り入れやすくなるので、換気が終わったらきちんと閉めてください。掃除は暮らしの基本ですが、ほこりやゴミがたまっていると運気も停滞するので気を付けましょう。

風水的に運気が上がる人気の部屋作り

引っ越し先の新居では、風水的に運気が上がる部屋作りを心がけましょう。陽の気を取り入れるには、玄関が東・東南・南にあるとよいです。家族が長い時間を過ごすリビングも、風水では東や南の方角にあると運気が上がると言われています。

また、風水では寝室は健康を左右する部屋です。東や南西に寝室があると、睡眠の質が高まるのでおすすめ。どの部屋も清潔にしておくとより運気が上がるので、掃除はマストです。

引っ越しで運気が上がる人気の方法③インテリア

引っ越しで運気を上げる方法って?新居で風水的に気にするべきポイントをご紹介
(画像=pixabay.com Folkより引用)

引っ越し先の部屋の間取りが風水的によくない場合でも、インテリアを工夫することで運気が上がることがあります。引っ越し先が賃貸の部屋だったり、社宅や寮の部屋だったりすると、間取りを変えることは難しいでしょう。

そんな時は、ぜひインテリアで運気を変化させる方法を取り入れてみてください。最近は、インテリア風水と呼ばれる考え方も人気です。ここでは、引っ越しで運気を上げる3つ目のポイントとしてインテリアをチェックします。

邪気を跳ね返してくれるとげのある植物

植物を取り入れるとエネルギーが変化するので、引っ越し先の新居で手軽に運気を上げることができるでしょう。人気の高いサボテン、アロエなど刺のある植物は邪気を避ける魔除けにもなります。

インテリア風水では、植物を置く場所も要注意。邪気が入ってきやすい「鬼門」や「裏鬼門」に置くのはOKですが、吉方位に置くとよい運気も跳ね返してしまいます。ベランダや窓辺に置くと、効果的。トイレなどの水回りにもおすすめです。

明るく照らして陽の気を高めてくれる照明

人気のインテリア風水では、照明は陽の気を高めるアイテムです。新居には効果的に照明を取り入れましょう。家族やお客様が出入りする玄関を明るくしておくと、運気が上がると言われています。間接照明を取り入れるとより明るくなるのでおすすめ。

家族が集まるリビングやダイニングも、照明で陽の気を高めると運気が高まります。特に部屋の隅は陰の気が溜まりやすいので要注意。おしゃれなスタンドライトやフロアランプを置いてみませんか。

運気が上がる魔除けの盛塩や置物アイテム

風水では邪気が入りやすい場所や溜まりやすい場所に、魔除けのアイテムを置く方法も人気です。場を清める効果も期待できる盛塩もその1つ。神棚だけでなく、玄関やトイレ、キッチンに置くとよいでしょう。盛塩は、毎日交換するのがよいです。

「鬼門」除けとしては、猿の置物やパワーストーンの水晶も人気。ほかにも、インテリア風水では各方位に対するラッキーカラーやラッキーアイテムがあるので、チェックしてみてくださいね。