アルミーナのメニュー
上品な印象があるメニューで、メインは1品2,000円〜といった価格。軽い気持ちでちょっと食べに行こうという気分の時に見ると躊躇するかもしれません。イスラエルで最高クラスのアラブ料理店やパレスチナ料理店と同等の値段設定なので、期待が高まります。
ヴィーガン・プレート
パレスチナやイスラエルの定番料理であるファラフェル(ひよこ豆のコロッケ)とフムス(ひよこ豆のディップ)が含まれるプレートです。「ヴィーガン・プレート」という名称に工夫を感じます。「ヴィーガン/Vegan」とは、動物性食品を拒絶する食生活のことです。
- ヴィーガン・プレート/1,200円
マンサフ/Mansaf
羊肉を米とヨーグルトで食べる料理のことです。「パレスチナの伝統料理」に記載されていた料理で、アルミーナの名物料理と言えるかもしれません(マンサフはパレスチナ以外の国でも食されます)。
塩味しっかりめのラム、強力なアニスの風味、ヨーグルトの発酵系酸味、と風味が豊かで美味しいです。値打ちがあると思いました。
- マンサフ/2,420円
アルミーナのおもしろいところ
アルミーナは中東料理店でありパレスチナ料理店でもあるのですが、イスラエルの要素も無視できません。オーナーシェフのシャディ・バシィ氏は、イスラエルのハイファ出身ということでも知られているからです。
余談ですが、イスラエルは、パレスチナ国外において世界で2番目にパレスチナ系住民が多く暮らす国です。彼らは「アラブ系市民」と総称されており、イスラエル国民の約2割に匹敵します(アラブ系市民=アラブ人というわけではない)。
しかしアルミーナでは、イスラエルに関する言及がとくにありません。そういう意味で、パレスチナのアイデンティティを感じました。
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