ジブリの人気作品『耳をすませば』のモデルの街が、東京都多摩市にある「聖蹟桜ヶ丘」ということをご存じですか?実際に巡ってみると、作中に登場する風景描写と酷似しているスポットが次々と現れ、驚きと感動の連続です!今回は『耳をすませば』の舞台である「聖蹟桜ヶ丘」で、ジブリのリアルな風景描写に驚かされるスポットを7選ご紹介していきます。
『耳をすませば』のモデルの街「聖蹟桜ヶ丘」
冒頭でもご紹介しましたが、スタジオジブリのアニメーション映画『耳をすませば』で主人公たちが暮らしている街のモデルは、東京都多摩市にある「聖蹟桜ヶ丘」といわれています。
多摩市が発行している市の街めぐりマップや、駅前に建つ散策マップなどでもそのことは紹介されていて、「映画で登場する○○のシーンはココ!」といったように、とても具体的に案内されています。
聖蹟桜ヶ丘で『耳をすませば』の関連スポットを巡ろうとお考えの方は、駅で配布されている地図や、多摩市の公式ホームページなどから、事前に聖地巡りのマップを入手しておくと便利です。
今回は街なかにある数多くの関連スポットのなかでも、特に作中に登場する風景描写と酷似しているスポットを7つご紹介していきます!
コースについて
具体的なスポットをご紹介していく前に、まずは今回巡るコースについて簡単にご紹介します。
今回は下記の順にご紹介していきます。
①聖蹟桜ヶ丘駅→②霞ヶ関橋→③桜ヶ丘いろは坂→④金比羅宮→⑤桜ヶ丘ロータリー→⑥愛宕団地→⑦愛宕団地裏の給水塔
京王線の聖蹟桜ヶ丘駅をスタートとし、作品内で登場するシーンを駅に近い順に巡っていきます。最後は、主人公(雫)と準主人公(天沢)が一緒に向かったクライマックスシーン(秘密の場所)についてもご紹介していきます!
①の聖蹟桜ヶ丘駅から⑤の桜ヶ丘ロータリーまでは大人の足で約30分、⑥と⑦は桜ヶ丘ロータリーから2kmほど離れた地にあるので、車や電車などアクセス方法によって時間は異なります。愛宕団地まで行けば、そこからは最後の給水塔を含め、徒歩20分ほどで巡れるかと思います。
作中に登場する風景描写のリアルさがより伝わるように、写真の雰囲気や角度などにもこだわって撮影してきたので、ぜひ実際のシーンと見比べながら読み進めてみて下さいね♪
【1】聖蹟桜ヶ丘駅
作中で主人公がよく利用する「京玉線 杉の宮駅」のモデルとされている京王線 聖蹟桜ヶ丘駅!
実際のシーンと比較してみてもとても似ていて、作中に登場する電車内から見える景色もほぼ一致!
特に「Keio」のビルや看板はそのままというほど似ているので要チェックです!
その他にも、駅前からヴィータOPAへと渡る交差点が猫(ムー)が渡った横断歩道であったり、ホームで流れる音楽がカントリーロードであったりと、駅周辺は確認しておきたいポイントがいっぱい!
また、駅の西口を出てすぐのところに、作中に登場する「地球屋」をモチーフとした青春ポストが置かれているので、ぜひこちらも見ていって下さいね♪
【2】霞ヶ関橋
物語のなかで少しだけ登場する霞ヶ関橋!
主人公が目的地へ向かうために通るだけなのですが、そんなちょっとしたシーンまでしっかりと街の風景が描写されています。
特に主人公が青い橋を渡るシーンは、この霞ヶ関橋と色や形までピッタリと一致!橋周辺の道や景色も作中に描かれている景色とよく似ているので、合わせてチェックしてみて下さいね♪
【3】桜ヶ丘いろは坂
霞ヶ関橋を渡って直進していくと、すぐに見えてくる桜ヶ丘いろは坂!
作中に度々登場する印象的な場所で、主人公のお父さんが勤める図書館がある坂です。
実際には図書館は存在しないのですが、物語で図書館が建っている場所とほぼ一致するスポットや、主人公が通った道とそっくりな景色がこの坂にはたくさんあります。
図書館へと向かう途中に登った松並木の階段や、ワクワクとした気持ちで主人公が駆け下りた階段は、なかでも特に抑えておきたい必見のポインです!
『耳をすませば』ファンの方でしたら見覚えのある景色が数多く出てくるかと思うので、ぜひじっくりと登ってみて下さいね♪