Craifは、尿中マイクロRNAからがんを早期発見するがんリスクスクリーニング検査サービス『miSignal(マイシグナル)』シリーズのうち、卵巣がん検査の提供を、2月1日(火)より医療機関を通じて開始した。
尿を提供するだけでがんのリスクチェックが可能
Craifは、2018年5月創業の名古屋大学発ベンチャー企業。日本が誇る素材力を用いて尿からマイクロRNA(以下miRNA)を網羅的に捕捉し、AI(人工知能)を組みあわせて医療に応用することで、現在のがん診療が抱えるさまざまな課題解決に取り組んでいる。
がんリスクスクリーニング検査『miSignal』は、がんの発症や進行、転移に重要な役割を果たすmiRNAを尿から検出するPCR検査。独自の技術により尿中の微量なmiRNAを効率よく捕捉し、早期のがんリスクも高い精度で検出する。
同サービス最大の特長は“痛みがない”という点。医療機関へ尿を提供するだけで、負担なく気軽にがんのリスクチェックを行える。
なお、2月1日(火)より提供を開始する『miSignal』の対象がん種は「卵巣がん」となっている。Craifは今後、研究開発の進捗とともに順次「肺がん」など検査可能ながん種を増やしていく予定だ。
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