ここの農園では、毎年多くの外国人観光客を迎え入れたり、オーナーは中国でりんご栽培の指導を行っているそうです。
りんご狩りは時間無制限で、持ち帰るりんごの数によって変わります。4個持ち帰りなら1,000円、6個で1,500円の料金でした。（2017年12月時点）
持ち帰りなしの場合は、500円で食べ放題が楽しめます。
【おすすめスポット2】蕎麦屋・幸輪（こうりん）
駅から徒歩10分ほどの市役所近くにある「幸輪」。ここの蕎麦は、オーナーの師匠の農園でとれた蕎麦の実を使用した十割蕎麦を提供しています。
土壌改良を5年かけて行った農園で栽培した蕎麦の実から作られる蕎麦は、十割蕎麦でもパサパサしておらず、長い麺の状態（850円）で提供されます。オーナーによれば、ざる蕎麦1人前で、畳約1畳分の蕎麦の実を使うそうです。この蕎麦を食べられるのは、長野県ではここだけと、とても貴重な蕎麦です。
シンプルにそば粉のみで作ったそばがきも絶品です。そばそのものの味を味わうことができます。
「蕎麦屋さん」ではありますが、単品メニューも充実しているので、お酒を飲みながら楽しむこともできるお蕎麦やさんです。
野沢温泉街の楽しみかた
定番の外湯はもちろん、野沢温泉街にはおいしいグルメスポットもたくさん。シーズンオフしか食べられない一品が出るお店もあるので、1年を通して温泉街として楽しむことができます。
温泉街の定番はやはり13の外湯
野沢温泉街には、住民で管理している13の外湯があります。野沢温泉の外湯は、宿泊客と住民の人たちが入れる温泉です。シャワー設備などはありませんが、湯船にはられているお湯で体を洗ったり、頭を洗ったりすることはできます。
野沢温泉の外湯はどこも熱いので、やけどに注意して、必要でしたら湯船の横についている水の蛇口から加水して、程よい温度になるように調整して入るようにしましょう。
お散歩しながら各所の名所めぐり
野沢温泉では、野沢の町中にある名所をめぐる集印帳を観光案内所やおみやげ店で販売しています。
めぐれる場所は全27か所。13か所の外湯をふくめ、野沢温泉街の歴史や文化を見ることができます。集印は、各名所においてある集印台をつかって集めていきます。集印台は、スタンプ台を使ったインク式ではなく、独特の「拓印方式」を採用しています。
拓印方式とは、掘り込まれている絵柄の上に専用の紙をのせてこすって浮き出させる方式です。集印帳は2枚ひとセットになっており、2枚重ねて集印台にのせてこすります。
雪が本格的に降り始める時期になると、めぐれない場所もあるのがこの集印あつめのおもしろいところです。
集印は10か所以上集めると、「湯」タオル、20か所以上で手ぬぐいまたは、「湯」タオルがもらえます。集印台を見つけるには難しいスポットもあるので、2日ほどかけてめぐることをおすすめします。
夜のシメにオススメ。野沢菜ラーメン
野沢温泉の名物といえば、野沢菜です。中でも、野沢菜を使ったラーメンは夜少しお酒を飲んだ後のシメにはぴったりです。野沢菜はそのまま漬物として食べてもおいしいですが、寒くなってくる季節は、ラーメンで食べると体がとてもあたたまります。
蒸したておやきを食べながら街歩き
「大湯」近くのハウスサンアントンジャム工房は、手作りジャムの専門店になっていて、店内にはズラリと季節のジャムが並んでいます。店内には、イートインスペースも用意されていて、少し疲れた時の休憩スポットにおすすめ。
手作りジェラートやコーヒーなども販売していて、かわいい店内でゆっくりくつろげます。また外では長野名物のおやきの販売もしており、買い食いしながら街歩きをすることもできます。
野沢菜をアレンジした「野沢菜のアーリオオーリオ」はここでしか買えないお土産の一つ。パスタなどとあえるだけで簡単においしく一品料理ができてしまう優れものです。
提供・トリップノート
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