復帰についてはどう考えればいいの?体型を戻すべき?
復帰についても焦らずにとしか言いようがありませんが、収入が途切れてしまうインストラクターは早く復帰したいとどうしても焦ってしまうはずです。
しかしこれもインストラクターあるあるですが、復帰が早過ぎて後悔する人が多すぎる!
仕事をすることで精神が安定する人も多いですが、仕事に意識が偏りすぎることで無理をし、産後うつや育児ノイローゼに陥るケースも。
ヨガをしているからって特別なことはありません。
産後は誰にとっても試練。
睡眠不足で情緒不安定になります。
ヨガをしていたおかげで多少は産後の肥立が良いとか、出産がスムーズ、ということもあるかもしれませんが、これらはすべて個人差があり、ヨガのインストラクターだって難産だったり、母乳が出なかったり、産後うつになったり、抜け毛や産後太りに悩む人の方が圧倒的多数なのです。
体型が戻らないとクラスに復帰できない、なんて考えるのもよくありません。
最近はそういう女優やモデルさんやインフルエンサーが多く、妊娠や産後を感じさせない女性がもてはやされていますが、本当にレアなケースで目指すべきものではありません。
産後無理すると更年期障害がひどくなるケースや、第二子不妊との関係も指摘されているので、とにかく焦って復帰することはやめた方が良いでしょう。
おすすめはオンラインをフル活用すること
私が妊娠出産した5年前はここまでオンラインが当たり前ではありませんでしたが、今はヨガもオンラインが主流の時代。
だからこそ、ヨガインストラクターが妊娠・出産するには追い風と言えます。
オンラインレッスンであれば、妊娠期も産後も無理なくマイペースに自分のレッスンを続けられます。
オンラインレッスンがないと担当しているリアルクラスは産休のタイミングで「休講」するか「代行」をお願いするしかなく、こうなると、全員ではないにせよ多少は生徒さんを失うことになります。
でもオンラインのクラスがあれば、そこまで休講や代行をすることなく、自宅からレッスンを続けられますので、少しは安心して妊娠・出産できるのではないでしょうか。
これから妊娠を考えているインストラクターさんは、事前にオンラインクラスを作っておくと良いでしょう。
妊娠・出産前とは違う自分を楽しもう
妊娠・出産は人生を大きく変える出来事で、特に出産すると「子どもがいなかった時の自分」にはもう戻ることができず完全に別人になります。
収入も働き方も、時間も体型も考え方もすべて今まで通りとはいきません。
今まで通りや元通りにこだわると必ず苦しくなりますので、過去の自分に執着せず、新しい自分を楽しむ気持ちで妊娠するとヨガインストラクターとしても成長できるはずです。
提供・yoganess
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