ヨガインストラクターの下克上、代行の先生にレッスンを奪われてしまうことはある?
産休中に代行をお願いした先生にレッスンを奪われてしまうことがあるのか?というのは多い質問の一つですが、答えは「ケースバイケース」です。
基本は「1か月」とか「3ヶ月」とか事前に期間を約束しているので、代行を受けた先生も「その期間だけ」と理解しています。
ですからスムーズに戻れるのが基本。
ところが、そのクラスには戻れても、代行をしてくれた先生のクラスに生徒さんの方が移動した、そもそも代行になった時点で生徒さんが離れていた、というケースも必ず数名は発生します。
あるいは産後休をとっているインストラクター側が「やっぱりまだ復帰は早い」と感じて、そのまま代行の先生にクラスを譲ることもあります。
いずれにせよ、本人たちで話し合っての決定なので、揉めることやトラブルになることはほとんどありません。
それよりもヨガインストラクターという仕事は、「生徒さんに選んでもらわなければ成り立たない仕事」ということを肝に銘じるしかありません。
産後働き方を変えるヨガインストラクターも多い
産後や子育て中は、夜の時間にヨガを教えるのが特に難しくなります。
やはり夕方から夜にかけては、子どもの世話にどうしても時間を取られてしまうからです。
そうなると日中しかレッスンができなくなる産後インストラクターは案外多く、これまではOLさんなどに教えていたけれど、産後は子育てママをターゲットに変えたり、キッズヨガ、ベビーヨガの指導をメインに活動するといったケースもあります。
出産で休業しても焦らない
フリーで活躍するヨガのインストラクターは働き方に裁量権がありますが、集客は自分でするしかありません。
産前から産後にかけて、子育てもインストラクター業もうまく両立できているというインストラクターは、ほんのひと握り。
そもそも、ヨガインストラクター1本で安定的に収入を得ている人の方が少ないのが現実です。
これは個人的な意見ですが、ヨガインストラクターの看板さえ下さなければ、一時的に休業状態になってしまっても必ずまたいつか教える機会に恵まれると思います。
生徒さんの有無や自分の体調、産前産後などの状況にかかわらず、どんな時でもヨガインストラクターとしてあり続けることが大切なのではないでしょうか。
提供・yoganess
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