個人事業主やフリーランスで働くケースが多いヨガインストラクター。

妊娠した場合は、当然産後の働き方についても考えておくべきです。

産後の復帰はいつ頃から?産後の体型戻しはどうすればいいの?授乳中でもヨガはできる?第二子も欲しいけれどタイミングはいつ?など、産後の不安あるあるについて解説していきます。

ヨガインストラクターの育休中の手当は基本なし

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

ヨガインストラクターに限らず、フリーランスや個人事業主として働いている場合、育休の制度や手当はないと思って良いでしょう。

日本国内で出産した人が必ずもらえる「出産育児一時金(令和4年時点で1児に月42万円)」や出産と児童手当(0〜3歳は15000円/月が基本で、自治体によって若干異なる)の2つは必ず貰えますが、会社員であればもらえるはずの「出産手当金」「育児休業給付金」は貰えません。

もちろん休業中は無給になるので、生活費はパートナーに頼るか、蓄えからやりくりするしかないのです。

ヨガインストラクターの産後復帰は早い人が多い!その理由は?

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

このように金銭的な補償や休暇制度がないことから、1日も早く復帰したいと考えるヨガインストラクターが圧倒的多数。

他にも、休んでいる間に代行をお願いする先生への配慮もあるでしょう。

自分についてきてくれた生徒さんが気になるという理由も、復帰のスピードを加速させます。

そのため、ほとんどのヨガインストラクターが産後1〜3ヶ月程度で復帰しているケースが多く、中には3週間程度で復帰するというスーパーインストラクターもいます

ヨガインストラクターに復帰するにあたり、赤ちゃんをどこに預けるのか?という問題はケースバイケース。運よく保育所に預けられる人もいれば、理解のあるスタジオだと子連れで出勤するケースも。

ベビーシッターや旦那さん、実家などに見てもらう人などさまざま。

育児制度がない働き方をしているからこそ、この辺りも事前によく考えておくべき問題の一つです。

あまり期間をおかずに第二子を妊娠するヨガインストラクターも多い

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

産休期間にどう感じるかによって、第二子の妊娠のタイミングが決まるといっても過言ではありません。

育児が楽しく赤ちゃんがもう一人欲しいと思う人もいれば、もうしばらくは難しいなぁと感じる人も。

しかし0歳児を子育て中はほとんど自分のことができなくなるので「だったらその期間に妊娠してしまいたい」「2〜3年はどっぷり育児に浸ろう」と考える人もいて、そういう人は産後1〜2年で第二子をご懐妊するケースも。

産後1〜2年で第二子を妊娠した人や、第二子を妊娠しなくても赤ちゃんにべったりの生活をしているインストラクターはこの機会にマタニティヨガやベビーヨガ、キッズヨガなどの資格を取得したり、自分なりに実践したりする人もいます。

ヨガインストラクターは体型を戻すのが早い!けれど難産も意外と多い!

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

ちなみにヨガインストラクターは、産後の体型戻しにそんなに苦労していない印象があります。

やはり日頃からの筋肉の使い方や姿勢、呼吸量によって体型は自然に元に戻るケースがほとんど。

産後ダイエットに悩んでいるヨガインストラクターには、個人的にですが会ったことがありません。

それよりも意外なのが難産になるケースが多いこと。

特に「バンダ」という骨盤底筋を引き締める動きが習慣になっているインストラクターは、出産時に「緩む」ことが苦手なのか、難産(出産までの時間が長く陣痛も長くなってしまう)になるケースが多いと感じます。

あまりに難産になると急遽帝王切開に切り替えての出産になることもなり、その場合は、産後の復帰までの時間が長くなることもあります。