記念すべきお子さまの卒園式、せっかくなら自分で撮影したいですよね。そこで今回は、「卒園式の撮影を自分でおこなうときのポイント」をご紹介します。
お友だちと一緒に笑う姿、先生の涙、ジーンとくる卒園証書授与の瞬間、そんな卒園式の思い出をしっかりと写真に残しましょう!

[講師]フォトグラファー aimi

卒園式の流れって?マナーは?卒園式の撮影を自分でおこなうために事前に確認したいこと

大切な思い出を特別な一枚に!卒園式の撮影を自分でおこなうときのポイント
(画像=『トランカ』より引用)

大切な思い出の一瞬を悔いなくカメラにおさめるために、まずは卒園式がどのようなものなのかを確認していきましょう。細かな流れやマナーは幼稚園・保育園によっても変わります。気になる部分は、先生やお友だちに相談してみてくださいね。

卒園式の流れ

卒園式の多くは、以下のような流れでおこなわれます。

  1. 卒園児入場
  2. 開式のことば
  3. 園歌斉唱
  4. 園長先生から卒園証書の授与
  5. 園長先生のことば
  6. 来賓祝辞
  7. 卒園のことば
  8. 保護者謝辞
  9. 卒園のうた
  10. 閉式のことば
  11. 卒園児退場

園によっては在園児のことばや、卒園記念の映像・スライドの上映などが入る場合がありますが、全体の流れは以上です。入場・卒園証書の授与・卒園のうた・退場のときがシャッターチャンスです。お子さまの表情がよく見える場所でカメラを構えられるように、席を決めましょう。

卒園式のマナー

卒園式当日、一番大切なことは「親子ともに卒園式自体をめいっぱい楽しむこと」です。卒園式の流れが確認できたら、どのタイミングで撮影をおこなうのかを決めましょう。そして、それ以外の時間はいったんカメラのことは忘れて、ぜひ卒園式を楽しんでください。

特に、園長先生のことばや来賓祝辞、保護者謝辞のときにはカメラを置き、話を聞くことがマナーです。メリハリをつけて撮影をおこなうことで、写真にも思い出にもしっかり残る感動の一日になりますよ。

卒園式までにしておきたい事前準備

卒園式のようすを自分でしっかり撮影するためには、事前準備が大切です。以下の点を確認して、状況に合わせた準備をしましょう。

・保護者の席の配置
遠い場合は、(もしあれば)望遠レンズも用意しましょう。

・三脚の使用
使用できない場合は、(もしあれば)明るめのレンズも用意しましょう。

・カメラの操作音
シャッター音やピントを合わせる際の音、操作音はオフに設定しましょう。

・カメラのストラップ
拍手をするときなどに両手を使います。とっさにカメラから手を離してもいいようにストラップを付けておくと安心です。