今回は算命学を使った性格診断の方法についてお伝えしていきます。算命学を使えば自分はもちろん、身近な人の性格も分析できるので、付き合い方やアプローチの仕方までわかるかも。算命学鑑定士の虹蝶先生がわかりやすく解説してくれます。さあ、早速心の中を覗いてみましょう。

■超簡単! まずは自分の十干(じっかん)を知ろう

算命学での占いの基本、運勢を読み解く十干を算出しましょう。

十干とは、自分の本質を自然界に置き換えたもの。

ここからまずは自分の"干支番号"を出してください。

1.下の図から、自分の生まれた年と月が交差する数字を出します。
2.次に、その数字に生まれた日にちを足します。
3.合計数が60を超えた場合は、60を引いた数字があなたの"干支番号"です。

算命学で性格診断! 自分でできちゃう性格分析
(画像=『DRESS』より引用)
算命学で性格診断! 自分でできちゃう性格分析
(画像=『DRESS』より引用)

例:1985年8月13日生まれ

8(表から算出) + 13(生まれた日)= 21

干支番号は「21」

自分の干支番号がわかったら、その一桁の数字に注目してください。それがあなたの"十干"を表します。

■干支番号の下一桁が「1」の人:大樹の気

干支番号が1、11、21、31、41、51の人はこんな人

曲がったことが嫌いな正直者。度が過ぎると頑固者になることも。

自然界に置き換えたあなたの性質は、天に向かって真っすぐに伸びる一本の"大樹"です。
大樹がゆっくりと時間をかけて年輪を刻むように、あなたの成長もじっくりと時間をかけて伸びていきます。周囲からはのんびり屋に見えるかもしれませんが、自分で自分をしっかりと持てるとても芯の強い人です。そして年齢を重ねるにつれて自信も魅力も出てくるのが大樹の性質を持つ人の特徴です。

まっすぐに伸びる大樹のように、性格もまっすぐでストレート。曲がったことが嫌いです。責任感が強くて道徳や秩序を重んじる人です。

他人から見たら融通の利かない人に見えるかもしれませんが、単に自分のペースを乱されるのが苦手なだけ。また、厳しい環境で育つ大樹が強い根を張るように、この性質を持つ人は環境が大切です。多少厳しい環境に身を置いた方が後により大きな魅力を放つ人になるでしょう。

■干支番号の下一桁が「2」の人:草花の気

干支番号が2、12、22、32、42、52の人はこんな人

自分の置かれた環境の中で生きようと努力する人。

自然界に置き換えたあなたの性質は、"花"です。

野に咲く花も大輪の花も、人々の目を楽しませてくれるのが花の印象です。

花は外見が美しく華奢に見えるかもしれません。しかし、草花は厳しい条件の中でも美しい花を咲かせることができます。風に吹かれればなびき、踏まれても根っこがある限り枯れません。

そんな草花のように、自分の置かれた環境の中で生きようと努力するのが花の人の特徴です。

芯の強さがあって柔軟性もあるので、どんな人とも仲良くやっていけるでしょう。組織の中で優れた統率力を持つ人が多いです。唯一の弱点は横の繋がりを重視するあまり、派閥や仲間意識が強いこと。受け身になることも多いので、長いものに巻かれないよう注意しましょう。

■干支番号の下一桁が「3」の人:太陽の気

干支番号が3、13、23、33、43、53の人はこんな人

まわりを明るくさせる潤滑油。自然体で無邪気なマイペース人

自然界に置き換えたあなたの性質は、地上のすべてのものを平等に照らす"太陽"です。
太陽のようにその明るい笑顔でまわりの人々を明るくしてくれる潤滑油のような存在です。子供のように自然体で無邪気。

太陽の人は常に感情のおもむくままに動き回るのが本来の姿です。明るくて行動的、さっぱりしていて些細なことは気にしない。物事を単純に割り切ってしまうため、クヨクヨ悩まないのも特徴です。
人生を自分なりに楽しもうとするエネルギーも強いので、いろいろなことに興味を持ちます。手を広げすぎて収集がつかなくなったり、忙しく動いたわりには収穫が上がらなかったりということもあるでしょう。

唯一の欠点は、地道にコツコツするのが苦手なところ。結論を急ぐあまり勘違いをして誤解を招くことも。何事に対しても白黒ハッキリつけたがるのも特徴のひとつです。

エネルギッシュなのは良いことですが、感情の起伏も激しいので一喜一憂に他人を巻き込まないよう注意しましょう。

■干支番号の下一桁が「4」の人:灯火の気

干支番号が4、14、24、34、44、54の人はこんな人

優しくて思いやりがあるけど、傷つきやすくデリケートな人。

自然界に置き換えたあなたの性質は、暗闇を照らすロウソクの炎、"灯火"です。

優しく周りの人々を照らしてくれる思いやりのある人。時には熱く燃え上がるような情熱家。ロウソクの炎のように揺らぎやすい喜怒哀楽を持った人です。

穏和で控えめで礼儀正しく、情にもろい一面を持っていますが、内面にはいつも小さな不満や怒りを溜め込んでしまうので、それが爆発すると手がつけられません。「普段は優しいけど怒らせると怖い人」という印象を周囲に与えます。

また、灯火の人は、自らを犠牲にして燃えて相手に温かさを与えるという犠牲的なところがあるので、親しくなった相手には親身になって尽くします。ただし、相手の気持ちを察するあまり本音が言えず、断れなくて損をしてしまうこともあるでしょう。

好きな人にはとことん尽くすけれど、嫌いな人には冷たいというふうに、好き嫌いがハッキリしています。大事な判断は慎重に行いましょう。仲良くなれば優しいけれど、基本的に人付き合いは不器用な人が多いのが特徴です。

■干支番号の下一桁が「5」の人:山岳の気

干支番号が5、15、25、35、45、55の人はこんな人

なにごとにも動じない、みんなから頼られる存在

自然界に置き換えたあなたの性質は、どっしりといつもそこにある"山岳"です。

算命学で山は財と愛のシンボルです。何事にも動じない落ち着いた様子から、人々に頼られる存在になります。面倒見の良い愛情奉仕の人、それが山の人です。

人に喜ばれるのが好きで生き甲斐になったり喜びになるタイプなので、人から頼まれたら「ノー」と言えなかったり、無理を承知で引き受けてしまうことも。

しっかりものの現実志向型なので、大冒険にチャレンジするということには向きません。周囲からは「えっ! 本当にやるの!?」と一見大冒険に見えることでも、本人は着実に一歩一歩山を登るように歩みを進めてきたことだったりするのです。マイペースなので自分の中でのゴーサインがないと動きません。時にチャンスを逃すようなことがあっても、しっかりと下地を作ってから進みたい山の人にとっては、「冒険して失敗するより良い」と思うでしょう。

自分で決めたことは周囲が何を言っても聞き入れない頑固さがあります。それが時に自己中心的と見られてしまうこともあり、こだわりすぎて損をしてしまうタイプ。大切なチャンスを逃さないためにも、周囲の声に耳を傾ける柔軟さも意識すると良いでしょう。

■干支番号の下一桁が「6」の人:大地の気

干支番号が6、16、26、36、46、56の人はこんな人

庶民的で温かい心を持った家庭人。パートナーとして理想的な人。

自然界に置き換えたあなたの性質は、たくさんの栄養分を含んで作物を育てる"大地"です。

大地は自分から動こうとはせず、しっかりと腰を据えてあらゆるものを受け入れる心の広さを持っています。そしてたくさんの栄養分を含んでいるので、それが食物を育てるエネルギーになっているのです。

大地の人もこのように、多彩な能力や人を惹きつける魅力を備えた人です。人に頼まれると「ノー」と言えない人の良さがありますが、仕事や家庭を守るという守備能力に関しては、予想外の力を発揮します。算命学では「草花の人」と同じように、家庭を守る人として理想的なタイプと言われます。

本質は庶民的で気さくなタイプなので誰からも好感を持たれます。しかし単なるお人好しではなく、非常に勉強家で吸収力は抜群。日常の中や経験から得たものはすべて蓄積されていき、魅力となっていきます。

欠点としては迷いやすく決断力がないこと。大地は自らは動かないために変化に弱いところがあるので、消極的になって妥協しやすいところがあります。また、何をやらせてもそつなくできるので、難しい問題を処理するような立場に立たされることも。他人に利用されないよう注意しましょう。

■干支番号の下一桁が「7」の人:鋼鉄の気

干支番号が7、17、27、37、47、57の人はこんな人

正義感の強い働き者。茨の道を進むことで魅力を高められる人。

自然界に置き換えたあなたの性質は、"鋼鉄"です。

鉄は打たれてはじめて製品になるものです。火に溶かされ鍛冶で打ち叩かれながら名刀ができるように、鋼鉄の人は自らを厳しい環境に置くことが一番の開運となります。甘やかされたり過保護になったりすると鋼鉄の魅力を発揮できず、輝きのない素材となってしまいます。

性格は刀のように真っすぐで一本気。行動力があって働くことが大好きです。正義感が強く、正しいと思ったことには損得勘定抜きでまっすぐに突き進んでいきます。良くも悪くも白黒ハッキリしているので物事に対する諦めが早く、時には感情的になって損をすることもしばしばです。

鋼鉄の人は基本的に「戦いの人」なので波乱な人生を歩む人が多いです。しかし、鋼鉄は練磨されて役に立つものなので、どんな困難も勇気を持って乗り越えていくことが必要。そして鋼鉄の人はそれができる人です。そうして、一つひとつ乗り越えていくことがあなたの能力や魅力を引き出すことにつながります。

■干支番号の下一桁が「8」の人:宝石の気

干支番号が8、18、28、38、48、58の人はこんな人

生まれながらに美意識の高い人。運を活かせば玉の輿にも乗れちゃう。

自然界に置き換えたあなたの性質は、美しい輝きを放つ"宝石"です。

あなたの本質は自尊心が強く、メンツを傷つけられたり恥をかかされたりすることを極端に嫌います。また、感性も鋭く、美しいものや高級なものに惹かれる傾向があり、優雅に暮らしたいという願望が強いので、あくせく働かなければならない生活は不満が大きくなります。

宝石も鋼鉄同様に、磨かれて初めて輝きを放つようになります。ですから、美しく輝きを放つ人生にするためには自分を磨いていくことが必要です。教養の有無があなたの運勢に大きな影響を与えるでしょう。そして自分自身が宝石であるという意識を持つことが大切です。 たとえどんな環境に置かれても、宝石が似合う人になれたら運はいつも味方をしてくれます。

欠点としては、少々ワガママで自分の主張を譲らないところ。見栄っ張りで世間体を気にするところです。ブランド志向や新しいもの好きな人は虚栄心を満足させるために浪費癖があるので気をつけましょう。

■干支番号の下一桁が「9」の人:大海の気

干支番号が9、19、29、39、49、59の人はこんな人

束縛や型にはまるのが嫌いな自由人。人生の目標を早めに決めることが開運の秘訣

自然界に置き換えたあなたの性質は、果てしなく大きく広がる"大海"です。

海の人はゆったりと大きな心を持ってあらゆるものを飲み込んでしまう包容力のある人です。そして止まることを知らず、どこへでも流れていける自由な生き方を望んでいるタイプ。

このように、自由を愛するために型にはめられたり、束縛されたりすることを極端に嫌います。いつも夢とロマンを追い求めて好奇心と冒険心に溢れています。旅行好きな人が多く、思い立ったらどんな場所でも出かけていく行動力はありますが、気持ちが乗らないと動かないマイペースな人でもあります。

海の人は、その雄大さからスケールの大きいことを望む傾向が強いです。しかし、実力が伴わないと波乱の人生になってしまうので、自分自身の実力にあった生き方をすることが大切です。

欠点としては、環境に流されやすいので自分の目標をしっかりと持つこと。そして、他人の力を借りずに自ら道を切り開いていくことが開運のカギです。ワガママや怠惰に流されず、人をあてにしないことで運を開いていけるでしょう。

■干支番号の下一桁が「0」の人:雨露の気

干支番号が10、20、30、40、50、60の人はこんな人

どんな環境にも合わせられる順応性を持つ人。時間がかかっても一つひとつ積み重ねることが大切。

自然界に置き換えたあなたの性質は、すべての生き物にとって必要不可欠な生命の源"雨"です。

雨は、地面に降って川に流れて海に流れていくように、目的が達成されるまでには時間がかかります。焦らずに一つひとつの積み重ねを大切にすることが雨の人の開運の秘訣となります。

また、水は寒ければ氷になり暑ければ蒸発して霧になり、状況や環境によって形を自由に変えられます。どんな環境でもどんな人でも合わせることができる高い順応性を持っているのが特徴です。

一見クールに見えますが、雨の人の本質は慈愛に溢れていて母性愛の強い人です。どちらかというと親切で「尽くし型」タイプ。ですので、尽くす相手を間違えないようにしましょう。尽くしすぎは相手を甘やかすことになるので要注意。

また、情にもろく神経質なところがあります。心配性な性格が出ると、つい干渉しすぎてしまうことがあるので、些細なことに振り回されないこと。一旦ネガティブになると、とことん悪い方向へ考えすぎてしまうところがあるので、常に心に余裕を持つようにしましょう。

開運の秘訣は「一度決めたら諦めずに続けること」。最低でも10年単位で続けることを覚悟しましょう。

ご自身の長所と短所を知れるのはもちろん、気になる人や交渉相手の特性も分析することができちゃいます。

上手に取り入れてこれからの人間関係に活かしていってくださいね。

占い師プロフィール

虹蝶(こちょう)
算命学鑑定士。まだあまり馴染みのない算命学をわかりやすく、もっと身近にするため日々活動中。
池袋占い館セレーネ所属。AmebaSATORI電話占い鑑定士。


提供・DRESS(「人生を守る知恵、未来を歩く地図」となる言葉や人物、文化を伝えるウェブメディア)

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