関東を代表する観光地である古都鎌倉。大仏や竹林が美しい寺院に神社、そして紫陽花や紅葉などの季節の風物詩に、素敵なレストランやカフェも多く、見どころはたくさん。そんな鎌倉のおすすめ観光スポットをご紹介します。

【1】竹の庭が風流な「報国寺」

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(画像=トリップノートより引用)
  • 報国寺の竹林

通称「竹の寺」とも呼ばれる報国寺は、鎌倉駅から京浜急行バス「鎌倉霊園正面前太刀洗・金沢八景行き/ハイランド行き」で約12分、浄明寺で下車して歩いて3分。本堂までは無料ですが、竹林が生い茂る「竹の庭」を堪能するには拝観料の200円が必要になります。しかし200円を支払ってでも見る価値はありますよ。

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(画像=トリップノートより引用)
  • 報国寺でお抹茶

報国寺では、竹の庭を前にお抹茶(干菓子つき・600円)を境内でいただくことができます。美しい竹林を眺めながらゆったりお抹茶をいただく、贅沢な時間です。

【2】洞窟の中にある金運アップスポット「銭洗弁財天 宇賀福神社」

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(画像=トリップノートより引用)

北条時頼が、奥宮の霊水で銭を洗って一族繁栄の祈願をしたのが始まりだと言われ、金運アップを願って多くの人が訪れます。銭洗弁財天の入口からみてわかるとおり、洞窟のなかにある神社です。

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(画像=トリップノートより引用)
  • お金を洗うところ

小銭を洗う人をよく見かけますが、ここはぜひ思い切ってお札を洗いましょう。なぜなら、洗ったお金が何倍にもなると言われているからです。ザルにお金をいれて、柄杓で3杯ほど水をかけてお金を清めます。紙幣の場合は全体にお水をかけなくてもよいそうです。洗ったあとはお金を自然乾燥させ、そのお金をお財布へしまってくださいね。

さて、「銭洗い」には、いくつかの方法あります。無料のざるにお金を乗せ、水を掛けて銭を洗う簡単な方法から、「100円の参拝キット(ロウソク、線香、ざる)」を使ってお参りする方法、さらには「100円の参拝キット」に加えて神様に卵をお供えする方法もありますよ。

【3】出世運・仕事運にご利益あり「佐助稲荷神社」

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(画像=トリップノートより引用)

銭洗弁財天のすぐ近くにあり、ぜひあわせて訪れたい「佐助稲荷神社」。幾重にも連なる朱色の鳥居が美しいこの神社は、佐殿(すけどの)とよばれていた源頼朝の出世を手助けした伝説が、名前の由来です。源頼朝に勝利を授け、出世を手助けしたことから、勝負運・出世運にご利益があると言われています。

境内奥には小さな洞窟があり、かつてより神水とされた「霊狐泉」は現在もこんこんと水が湧き出しています。佐助稲荷神社を訪れたらはずせないパワースポットなので、ぜひ訪れてみてくださいね。

【4】源頼朝ゆかりの神社「鶴岡八幡宮」

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(画像=トリップノートより引用)

鎌倉を代表する観光スポットのひとつ「鶴岡八幡宮」。鎌倉初代将軍である源頼朝ゆかりの神社で、広い境内には「摂社若宮」「白旗神社」「丸山稲荷社」など多くの社殿があります。本宮や丸山稲荷社は国の重要文化財に指定されており、秋には綺麗な黄色に染まる大銀杏は県指定の天然記念物。

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(画像=トリップノートより引用)

境内にはいって正面に見える太鼓橋を挟んで右側に源氏池、左側に平家池があり、このふたつをあわせて源平池と呼びます。春には桜、夏にはハス、秋には紅葉と、季節によってさまざまな景色を見せてくれます。

【5】明月院ブルーと呼ばれるあじさいが人気「明月院」

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(画像=トリップノートより引用)
  • 明月院山門の紫陽花

『ミシュラン・グリーンガイド』で「寄り道する価値がある」を意昧する二つ星の評価を得た、北鎌倉にある明月院。「あじさい寺」との異名をもち、紫陽花の季節には大変多くの観光客で賑わう、鎌倉随一の紫陽花スポットです。

境内に咲き誇る、2,500株とも言われる青い紫陽花は通称「明月院ブルー」とも呼ばれ、うっとりする神秘的な姿が境内のあちらこちらで見られます。とくに総門から山門へつづく参道沿いに綺麗な色をしたあじさいが咲き誇る光景は、絶好の写真撮影スポットです。

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(画像=トリップノートより引用)
  • 明月院

紫陽花の咲く季節しか楽しめないの?というとそんなわけではありません。明月院の本堂にある円窓と、そこから見える後庭園の美しさでよく知られており、写真で見たことがあるという人も多いのではないでしょうか。とくに秋の紅葉の時期には円窓から真っ赤に色づいた紅葉をのぞむことができます。

後庭園は、紅葉の時期とハナショウブの時期(例年6月初旬から中旬)のみ特別に公開されます。別途拝観料が必要ですが、価値ある広い庭園なので、ぜひ一度は訪れてみて。

【6】鎌倉のシンボル「鎌倉の大仏」

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(画像=トリップノートより引用)

やはり鎌倉といえば「鎌倉の大仏」は見ておきたいですよね。鎌倉の大仏が鎮座するのは、江ノ電「長谷駅」から歩いて7分ほどの場所にある高徳院。奈良の大仏には及ばないものの、高さ11.3m、重さ121tの大きな青銅製の阿弥陀如来様で、国宝に指定されています。

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(画像=トリップノートより引用)

20円の拝観料を払えば、「胎内拝観」といって、大仏の中に入ることができます。特に何かがある、というわけではありませんが、大仏の中、しかも国宝の中に入れるなんて貴重な体験ですよね。胎内に照明はなく、背中にある窓から自然の光を取り入れています。

【7】食べ歩きやお土産さがしが楽しい「小町通り」

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(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

鎌倉の観光気分を盛り上げてくれる「小町通り」は、鎌倉駅の東口を出て左側に延びるストリート。おせんべいやソフトクリームなど食べ歩きしたいグルメに、人気のカフェや美味しいレストラン、お土産店や雑貨屋さんが連なり、特に週末はたくさんの人で混み合います。

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(画像=tripnote.jp はんなりいなりのいなり寿司 、トリップノートより引用)
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(画像=tripnote.jp さくらの夢見屋の「4色団子」、トリップノートより引用)

小町通りの食べ歩きグルメの定番は、「はんなりいなり」のいなり寿司。国産100%大豆を使用した、昔ながらの油揚げに巻かれたロール型のいなり寿司です。

そして、SNS映えして可愛いと評判の食べ歩きグルメが、さくらの夢見屋の数量限定「4色団子」。さくら餡、栗餡、ずんだ餡、抹茶餡の4種類を一度に味わえます。

【8】映えスポットとしても人気「一条恵観山荘」

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(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

鎌倉の「桂離宮」とも言われる「一条恵観山荘」。江戸時代初期の皇族の別荘だったもので、1646年頃建立されました。もとは京都西賀茂ありましたが、昭和初期に鎌倉へと移築。当時の朝廷文化を今に伝える貴重な建物として、1964年には国の重要文化財には指定されました。四季のうつろいを感じることができる庭園も魅力のひとつ。季節ごとの花手水も可愛らしく、女性に人気を集めています。また「かふぇ楊梅亭」を併設しており、滑川を眺めながらお抹茶やスイーツをいただくことができます。

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(画像=PIXTA、トリップノートより引用)
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(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

秋には紅葉が美しいことでも知られています。見頃は例年11月下旬〜12月上旬にかけてで、山荘前の庭園が見事な紅葉に彩られます。

【9】鎌倉駅から歩いて行けるビーチ「由比ヶ浜」

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(画像=トリップノートより引用)

由比ヶ浜ビーチは江ノ電の「由比ケ浜駅」から歩いて6分ほど、鎌倉駅からも歩いて20分ほどです。砂浜まで行くもよし、ビーチに隣接する鎌倉海浜公園の芝生に座ってぼんやり海を眺めるのもいいですね。きれいな夕日を見に訪れるのもオススメ。

【10】スラムダンクで有名な「鎌倉高校前駅の踏切」

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(画像=トリップノートより引用)

アニメ『スラムダンク』のオープニングで、桜木花道が立っていた踏切が鎌倉高校前駅の踏切です。アニメに興味がなくても、坂を下った先に踏切があって、踏切の向こう側に海がある景色にはなんだか高揚してしまいませんか?