水族館
なんと揚島の敷地内に水族館があるんです。
水族館の外観ですが、2階部分、なんて書いてあるか読めますか?「君の名は ロケ風景展示場」と書かれています。ここ尖閣湾が『君の名は』のロケ地だったことはお伝えしましたが、関連資料の展示室もあるんですよ。当時の撮影風景がパネル展示されているので、お時間があればぜひ見てみてくださいね。
さて水族館の内部に入ってみましょう。人の目の高さほどの水槽がいくつも並んでいます。海鳥も人懐っこいですが、ここは魚もなんだか人懐っこい。カメラを向けると、みんなカメラ目線で(でも目が横に付いているので当然横向き)寄ってくるんです!
しかも、ちょうどいいところでピタッと動きを止めてくれる親切さ。モデル慣れしている魚さんたちなのでした。この種類だけかと思いきや、ポツンと大きな水槽にいたこの魚もやっぱり寄ってきます。なんだか瞳には好奇心がうつってみえるのは私だけでしょうか。
魚ってなつかれると可愛いもんなんですね。もうシーフード食べられなくなりそうでした・・・。
尖閣湾のお土産屋さん
尖閣湾の最後はお楽しみお土産タイム。旅先では個人的にご当地Tシャツを集めているのですが、ここではとびっきりのご当地Tシャツが売られていました。佐渡といえばニッポニア・ニッポン。学名に「ニッポン」が入っているこの鳥、佐渡市の鳥である「朱鷺(トキ)」です。
この朱鷺のレトロ風Tシャツが紺とえんじ色の2色展開で、1枚1,730円と超おてごろ価格でした。
おわりに ~尖閣湾が観光地になったわけ~
この尖閣湾は、もともと遊覧船があるわけでもなく、ここは時折訪れる人々のために、地元の若者たちが小舟で細々と案内するだけだったそうです。
小舟で揚島に観光客を案内していたそうですが、海の浸食により奇岩を生み出したこの地は、天候が荒れることも多く、地元の人々は「揚島に橋が架かっていれば時化にかかわらず渡れていいのにな」と考えていました。
でも時は戦時中の真っただ中、叶わぬ夢だと思っていました。ところが、発電所の導水管工事が行われることになり、この機会に橋を架けよう!と人々は工事関係者を説得しはじめました。そして夢がかなって、ここに後のまちこ橋が架けられることになったのです。
この橋をきっかけとして、それまで人ひとりしか通れなかった橋までの道が拡張され、どんどん観光地として発展しました。「橋があればいいのになあ」という思いつきが、映画のロケ地になるほどの名勝の地位を築いたんですね。ぜひ、機会があればご自身の足で橋を渡ってみてくださいね。
提供・トリップノート
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