退院祝いのメッセージの書き方

家族・友人・会社関係の方が退院すると連絡が来たら、退院祝いのメッセージを贈って祝福しましょう。しかし、マナーを守らなければ失礼になることも。

本記事では、退院祝いのメッセージを贈る際の注意点と例文をご紹介しています。手紙はもちろん、メールなどで贈る際のヒントにもなるのでご参考ください。

退院祝いのメッセージを贈るときの注意点・マナー

【例文】退院祝いのメッセージ集。書き方・注意点を家族や友人別にご提案
(画像=pexels.com Folkより引用)

退院した家族・友人・会社関係へのメッセージを贈る前に、贈る際の注意点を押さえておきましょう。自分にとっては退院祝いの言葉だったとしても、本人やご家族から見れば不快なメッセージということもあります。

そう受け取られないためにも、例文をご紹介する前にしっかりと確認してみてくださいね。

不吉なことを連想させる忌み言葉はタブー

結婚や葬式などの大きなイベントにメッセージを贈る際、不吉なことを連想させる忌み言葉はタブーとされています。退院祝いのメッセージを贈る場合、死・終わる・苦しい・弱る・再びなどの言葉は避けましょう。

また、頑張って・大変だねなどの言葉は心に負担をかける場合があるので、避けた方が賢明です。

相手の病状について詳しくは聞かない

退院祝いのメッセージを贈るにあたって、病状によっても書くことが変わりますので、どの程度回復しているのか気になるかと思います。しかし、相手から退院すること以外情報が出てこない場合は、あえて手紙などで聞く必要はありません。

情報が少ない場合には、身体の気遣いや労わりなど、他の言葉を探しましょう。

本人とご家族への労い・気遣いを忘れない

退院祝いのメッセージですから、祝福の言葉を贈ります。そして、退院まで頑張ってきた本人とご家族への労わりと気遣いを言葉にして贈りましょう。入院から退院までの期間は人それぞれですが、苦労もあったはずです。

入院生活を過ごした労いと退院後の労わり、支えてきた家族への気遣いを忘れずに退院祝いのメッセージを贈りましょう。

退院祝いのメッセージ《家族》

【例文】退院祝いのメッセージ集。書き方・注意点を家族や友人別にご提案
(画像=pexels.com Folkより引用)

まずは、家族が退院した際の退院祝いの例文からご紹介します。退院するといっても、全快な状態なのか、まだ治療が必要な状態なのか状態が違うでしょう。この病状によって退院祝いのメッセージは異なるので、例文を参考にしてみてください。

家族の場合は、堅苦しすぎず、かつラフ過ぎない言葉選びが必要です。距離感を保って、退院祝いのメッセージを贈りましょう。

全快・完治した家族への退院祝いのメッセージ

例文:退院おめでとう!安心した。母の言うことよく聞いて、無理せずにね!今度退院祝いにお菓子持ってくから楽しみにしておいて。

退院祝いの言葉と身体への気遣いを合わせた例文です。全快・完治したとはいえ、心配なこともあるかと思います。その気持ちを素直に表してみましょう。そして、顔を見せに行くなど予定を知らせると、より心まで元気になってくれるかもしれません。

通院が必要な家族への退院祝いのメッセージ

例文:退院おめでとう。良くなったみたいでよかった。何かあればいつでも駆けつけるから、何でも言ってね。回復が第一だよ!

これからまだ通院が続く家族への退院祝いのメッセージには、祝福と労わりの言葉を贈りましょう。退院すること自体は喜ばしく、おめでたいことです。しかし、通院は続くため、身体の回復を願う文章を贈りましょう。

自宅療養が必要な家族へ退院祝いのメッセージ

例文:おかえりなさい!ずっとみんなで待っていたよ。まずは静養して、体力を回復してね。もっともっと元気になったら、おばあちゃんと美味しいご飯食べに行こう!

自宅療養が必要な場合、「退院おめでとう」と言いにくい状況もあるかと思います。そういった場合には、「おかえり」や「会いたかった」など、別の言葉を用いましょう。