恋人の存在をSNSでひた隠しにする「Pocketing(ポケッティング)」な関係が、欧米で話題になっているとか。日本でいう“匂わせ”とほぼ同義語の「Soft Launching(ソフトローンチ)」と合わせて、新しい恋愛トレンドとして注目を浴びています。

匂わせSNS投稿が増えた結果、彼氏彼女がいても「匂わせない」が世界トレンド?!
(画像=『女子SPA!』より引用)

写真はイメージです。(以下同じ)

付き合い始めのカップルはポケッティングしがち?

もともと欧米では、職場のパーティーなど公の場にもパートナーを連れて行くことが一般的。ひと昔前までは、実名ベースのフェイスブックで交際ステータスを「独身」から「交際中」に変え、ツーショット写真を投稿する人も多く、自分の恋愛事情をオープンに公開する人が多い印象でした。

ところが最近、その恋愛トレンドも変わってきているようです。昨年から急にトレンドワードとして浮上してきた「ポケッティング」とは、ポケットの中に入れるように恋人の存在を周囲から隠しておくことを意味します。

「彼がなかなか親や友達に紹介してくれない」という状況はリアルな関係でもあり得ること。言葉自体は数年前から存在しているそうですが、最近ではツーショット写真の投稿はおろか、相互フォローも、コメントも「いいね!」もし合わない、SNS上での「ポケッティング」な関係が増えてきているのだとか。

匂わせSNS投稿が増えた結果、彼氏彼女がいても「匂わせない」が世界トレンド?!
(画像=『女子SPA!』より引用)

相手の真剣度を見極められるかも

朝の情報番組『トゥデイ TODAY』が行ったアンケートでは約半数の47%の人が、『ウィメンズヘルス Women’s Health』のアンケートでは74%の人が、なんらかの形で交際相手から「ポケッティング」行為をされた経験があると答えています。

『リファイナリー 29 Refinery29』によると、こうした関係性は付き合い始めて間もないカップルにありがち。友人だけでなく家族も、会社の同僚や上司もチェックしている可能性のあるSNSで、恋人を公開することは、付き合い始めたばかりの二人にはハードルが高い行為と考えられています。

100%その準備ができていないうちは相手の存在を隠しておくカップルが多いようですが、その状態が一定期間続いてしまったら、それは危険信号。

多くのメディアが、交際から数ヶ月経っても相手がSNSで自分との付き合いを公開してくれない場合、9割方は「浮気」や「遊ばれている」可能性を疑った方がいいと警告しています。SNSでの「ポケッティング」は、相手の真剣度を見極めるサインでもあるのです。

匂わせSNS投稿が増えた結果、彼氏彼女がいても「匂わせない」が世界トレンド?!
(画像=『女子SPA!』より引用)