影響力のある人の特徴を知ろう

影響力のある人を今どきの言葉にすると「インフルエンサー」ですね。SNS上のインフルエンサーは影響力のある人が広告宣伝などを行いますが社内や仲間内ではどうでしょうか。

この記事では影響力のある人について着目し、その特徴や影響力のある人になるにはどんな取り組みが必要かをまとめます。

センスにも左右されるため無理に影響力のある人になる必要はありませんが、積極的な人や活発な人といった印象を与えられるので試してみましょう。

影響力のある人の5つの特徴

影響力のある人の特徴って?今日から仕事で使える、他人が自ら動く5個の方法
(画像=pixabay.com P・Hより引用)

影響力のある人はどのような特徴があるでしょうか。身近な影響力のある人の特徴と照らし合わせてみましょう。ここでいう「影響力のある人」とは、場の雰囲気を乱すといった悪い方向への影響を持つ人ではありません。周りをポジティブな気持ちにできるスキルといった方向性でとらえてください。

ただし、良くも悪くも場をコントロールできる人は以下に示した要素を兼ね備えています。自分自身の「相手を見る目」を養うことも大切な項目です。

他人を巻き込む力がある人

影響力のある人は自分が考える方向性を周囲の人に提示できる人です。そのうえで周りの人を巻き込んで一つのことをやり遂げる特徴があります。一人ですべてを抱え込むのではなく、10のタスクがあったとしたら、それぞれにタスクを割り振って成功させようと盛り立ててくれます。

影響力のある人の場合、実績を自分一人のものにはしません。チームワークのたまものとして、関わった人すべてを讃えます。これができるのが影響力のある人の特徴です。

人望があり模範にしたいといわれる人

影響力のある人には人望があります。信頼できる人、この人についていけば間違いないと思わせる力があり、模範にしているという人もいるほどです。特徴から見るとSNSのインフルエンサーに近い感覚ですね。

「この人がおすすめする商品だから間違いない」といった感覚を身近な人にも感じたことはありませんか。身近な人に重ね合わせると、なんとなくでも影響を受ける人がいることでしょう。「影響力のある人についていきたい!」と思わせることも大きな特徴です。

相手を信頼できる人

影響力のある人は周囲の人に信頼される傾向にありますが、逆に相手を信頼して物事を託せる特徴があります。相手を認めることと信頼することは、人間力とも大きなかかわりがあります。影響力のある人に仕事を任せてもらえると、経験の有無にかかわらず頑張ろう!という気持ちが持てますよね。

また影響力のある人についていこう!という気持ちも深まることでしょう。お互いを信頼しあえる環境が築けるのは、影響力のある人の大きな特徴です。

自ら判断し的確な指示が出せる人

影響力のある人は、周りの人から丁寧に話を聞き入れられる特徴があります。自分や相手の考えをまとめ的確な指示を出せる人です。

たとえ相手の主張と異なった判断だったとしても、なぜあなたの意見と違うのか、どうすれば物事がうまくいくのかを分かりやすく伝えられるスキルも兼ね備えており相手も納得できます。

指示がうまくいったとしても自分の手柄にしないのが影響力のある人の特徴です。実行者である相手の実績として積み重ねるよう配慮も万全です。

相手の言葉をうまく引き出せる人

影響力のある人は相手の言葉を引き出すスキルがあることも特徴的です。影響力のある人が相手に答えを投げかけて、行動させることは簡単です。しかしこれでは後進が育ちません。対話の中で相手の言葉を引き出して、自分で答えを導けるように仕向けます。

自分で答えが出せたことで、「影響力のある人に相談してよかった」と思えますし、ポジティブに行動を起こせるようになるでしょう。このスキルは、相手の能力を引き出しポテンシャルを高める特徴もあります。