瞑想の効果をより上げるアイテムの紹介
瞑想をするうえで、より心を落ち着かせ、整った環境づくりの手助けになるアイテムをいくつか紹介します。
瞑想には特に道具を必要としないとはいえ、瞑想に慣れていない初心者は、雑念が浮かびがちだったり、体の緊張状態がほぐれにくかったりします。そこで瞑想をする時はこのアイテムを使うなど、決まったものを使うことによって、自然にスイッチが切り替わるようになることが期待できます。仕事の時は仕事着、寝る時はパジャマなどもその例の一部ですね。
特に男性は新しいことを始める際、形から入る方がやる気が出るタイプの人が多くいます。まずは導入しやすいアイテムを手に入れましょう。もし瞑想を始めても、その時継続できなかったとしても、その後の生活に役に立つものばかりです。また思い立ったときにすぐ取り組めば結果オーライなのですから!
瞑想の効果を高めるアイテム①キャンドル
最近はインテリアの一部として、また食卓のデコレーションの一つとして、様々な大きさと香りのキャンドルが雑貨店で販売されています。エコロジーの観点から、電気を消して複数のキャンドルの灯りだけでリラックスして過ごす“キャンドルナイト”を楽しむ人も増えていますよね。
瞑想の時も、キャンドルは効果のあるアイテムの一つです。まぶしい部屋の明かりを消して、お気に入りのキャンドルに火を灯します。これから瞑想に入ろうとしている人にとって、目から入る刺激は思いのほかずっと強く感じられるものです。PCやスマホなど、交感神経の切り替わりを狂わすと言われているブルーライトを発する機器は、特に刺激となります。目から入る強い光は極力遮断しましょう。
キャンドルの柔らかく揺らめく光は、リラックス効果がとても高いですし、安く買えるので取り入れやすいですね。また、キャンドルの温度と蒸散作用で、香りを部屋に広げることができるフレグランスキャンドルを選んだ場合、香りによるリラックス効果を期待することもできます。
もちろん本物の炎の取り扱いに自信がない場合は、本物そっくりの揺らめきも再現したLEDライトのキャンドルも販売されており、インテリアや間接照明を兼ねて取り入れるのもオススメです。
瞑想の効果を高めるアイテム②アロマディフューザー
次の効果を高めるアイテムはアロマディフューザーです。最近では加湿器にアロマオイルを加えることが可能な機種が発売されていることから、アロマディフューザーもお部屋で使う人が増えてきました。赤ちゃんや動物と暮らしている人には注意が必要ですが、アロマによる癒し効果は多くの人に有効で、広く知られています。
既にアロマディフーザーを日常生活で使われている人は、通常のルームフレグランスにしている香りとは別に、瞑想の時に使う用の香りを決めると、より瞑想に入りやすくなるでしょう。香りで自分の中の意識のスイッチを切り替えるのは有効な手段です。
アロマディフューザーといった電化製品を購入せずとも、アロマストーンやアロマポットにアロマオイルを垂らすことを儀式的に行うことでも、雰囲気が出てきます。アロマ用品専門店に行かずとも、無印良品などの日用雑貨店で小さなサイズから商品を選べますから、とても気軽に導入できますね。
自分にとってリラックスできる香りを見つけて、落ち着ける環境を整えましょう。民間のアロマ検定のテキストなどを元に、今の自分に必要な香りを学ぶことも、今現在の自分の悩みを把握する工程の一つになって、結果として瞑想の役に立ちます。
瞑想の効果を高めるアイテム③ボウル
瞑想のグッズとして、シンギングボウルというものがあるのをご存知ですか?
シンギングボールの歴史は約3000年前、ブッダ生誕以前にまで遡ります。チベットのラマ教の高僧が行う儀式で使った仏具だそうです。素材は金・銀・水銀・銅・鉄・スズ・鉛の7つを混ぜて手作業で作られており、それぞれが微妙に違った音を出します。お仏壇にあるおりんそのものの見た目です。
ボウルひとつにつき、ひとつの音階があって、たたいたりこすったりすると、いろんな透明感のある音を出せます。この複雑な音色に癒しの効果があるとされています。
音による癒しのツールとしては、最も古くから利用されてきたと考えられており、現在ではアメリカやヨーロッパでもその癒しの効果を実証されているヒーリング・ツールになっているそうで、専門店もあれば、鳴らし方の講座も開講されています。
本格的なアイテムになりますが、より本格的に瞑想を行いたい人におすすめです。
音や響きに癒されるのはもちろん、瞑想の際に唱えるマントラのように音色を活用する方法もオススメです。少しお高めにはなりますが、ネットでも買うことができますよ。
瞑想の効果を高めるアイテム④アイマスク
次の効果を高めるアイテムは、アイマスクです。飛行機や新幹線で眠る時に使う人が多い、身近なアイテムです。温かくなるものや冷たくなって眼精疲労を癒すタイプのものもありますが、瞑想の時にはシンプルに光を遮る機能のみのアイマスクが望ましいでしょう。温度変化によって、意識がそちらに向いてしまうからです。瞑想の際に目を開けるか閉じるかは、流派によって違うとされています。どちらの場合でも、実際瞑想に取り組んでみて、目から入る情報に思考が影響されてしまうようであれば、後から買い足しても良いアイテムかもしれません。
瞑想は様々な流派がありますから、音楽とともにリラックスタイムを過ごすカジュアルな瞑想を取り入れる人に向けて、Bluetooth接続を利用したスピーカー内蔵の瞑想用アイマスクが販売されていたりもします。その場合、スマートフォンからお好みの瞑想サウンドやアプリを再生することも可能です。逆に付属の耳栓で、あらゆる光と音声を遮断する効果のあるものも販売されています。
アイマスクのオプションとして、あったら良いなと思われる機能は人によって千差万別ですが、基本的には光を遮断し、締め付けすぎないものを選びましょう。瞑想はスポーツと違ってユニフォームがないものなので、一つ身につけて気分を高めるものがあるのも良いかもしれません。
瞑想の効果を高めるアイテム⑤お香
最後の瞑想効果を高めるアイテムは、お香です。お香は煙の少ないものを選ぶといいでしょう。中でも白檀が入ったお香には気持ちを落ち着かせ、集中力を高めてくれるとか。沈香はさらにリラックス効果が高いとされているので、心がざわざわしている時におすすめです。
香りの効果としてはアロマディフューザーと同様ですが、お香は焚いていると少しずつ短く(小さく)なっていきます。そしてその速度はほぼ一定である点がメリットとなります。
お香(特にお線香)は古くから時間を計る道具としても使われてきました。現代では時計やストップウォッチなど便利な道具がたくさんありますが、瞑想の場面に限ると、それらが必ずしも最適であるとは言えせん。時計やストップウォッチの数字に目を配りながら瞑想すると気が散ってしまい、浅い瞑想で終わってしまうことがあるからです。
この点、お香を使うと半眼の状態でも(ぼんやりとした視界でも)「お香が半分の長さになったから ~分くらい経過したな」「全部焚き切ったから ~分くらいだな」と感覚的に時間を把握することができます。また、目をつむった状態でも香りが弱くなることで(お香が最後まで焚けて、火が消えてしまったことを認識でき)時間の大まかな経過を把握できます。
電化製品を使わないので、振動や音が出ないのも利点です。使う際は、火の始末には気をつけてくださいね。
心をメンテナンスする効果のある瞑想を取り入れよう
瞑想は仏教の瞑想法を取り入れて生まれたものですが、宗教色を一切排除しており、誰でも抵抗なく実践できることから、世界中に広がりました。また、瞑想の体や脳への効果や臨床治療としての有効性が、多くの研究により示されるようになって、効果が決して気のせいではないことが立証されてきました。
国内や海外のIT企業にも取り入れられている瞑想。静かに自己鍛錬ができる上にリラックスもできるとは、ビジネスマンにとって理想的なスキルです。ぜひ試してみたいですよね。
瞑想はあなたにとって、毎日のミッションをクリアし、周りの人員を引っ張っていくための注意力と集中力を養うためのトレーニングにもなり、生活の質を高め、より良い人生を送るための一助になります。ぜひ少しだけ自分自身と向き合う時間を作り、瞑想を習慣にして、穏やかな毎日を過ごしてみませんか?
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