タモリ:保険外交員やボウリング場支配人

 タモリ(75)は早稲田大学中退後に地元の福岡に帰り、朝日生命の保険外交員として約3年間勤務。同じ職場の先輩だった2歳年上の女性と結婚するなど、プライベートでの転機の場となりました。得意の話術で優秀かつ勤勉に働いていたそうですが、退職後は旅行会社やボウリング場の支配人などさまざまな職を経験。

 タモリはその後、赤塚不二夫に才能を見出されたことを機に上京しました。芸能界で本格的に活躍し始めたのは30歳以降ですが、そこからレジェンド芸人に登りつめた才能の塊でしかないです。

阿部サダヲ:家電量販店、トラック運転手

俳優・歌手の阿部サダヲ(51)は、高校卒業後に家電量販店に就職。阿部は当時のことはまったく覚えていないそうで、時間が止まっていたようだったと振り返っていました。家電量販店は、就職から3年で退職しています。

 俳優の道に進む前には、ほかにも「他者との接点を持たなくてよさそう」という理由で運送会社でトラックの運転手も経験したことがあるという、明るいイメージとは真逆のエピソードもあるから驚き。

 そうして職を転々としているときに、現在の所属である劇団「大人計画」のオーディションを受け、芸能界入りを果たしました。

バナナマン設楽統:西武鉄道社員

バナナマンの設楽統(48)は、高校卒業後に西武鉄道に就職。池袋線小手指駅の駅員を約半年務めていました。

 駅員時代からお笑いセンスは抜群で、構内アナウンスでは「白線の内側に伏せてお待ちください」とギャグ混じりのアナウンスをしていたという逸話の持ち主。その時は上司に怒られ、マイクを取って代わられていたとか。

 また当時、駅を利用する女子学生たちの間で「イケメン駅員がいる!」と設楽が話題になっていたそうです。

 西武鉄道に入社した理由としては、ゆくゆくは地元である秩父の観光事業に携わりたいという計画があったからだと、テレビ番組で語っていました。

藤井フミヤ:国鉄職員

 歌手の藤井フミヤ(58)は、高校卒業後に日本国有鉄道(国鉄)に就職。チェッカーズとしてデビューする直前まで、輸送係として佐賀県の鳥栖駅と長崎県の早岐駅で貨物列車の操車・入換業務に携わっていました。

 藤井の父はかつて駅長にも就任した国鉄鉄員。実家の周りも国鉄職員の家庭が多かったことから、自然の成り行きで自身も就職に至ったといいます。

 国鉄で働きながら地元福岡に帰ってバンド練習をしていましたが、バンドの全国コンテストで特別賞を受賞したことを機に、就職から1年で退職を決意。藤井はのちにJR九州のイメージキャラクターになっているというから、人生何が起こるかわからないものです。

 以上、実は意外な前職に就いていた芸能人を紹介しました。別の職種を経験したことが、幅をきかせた表現力を持つ理由の一つになっているのかもしれませんね。

<文/るしやま>

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