おいしい理由、ちゃんとあり。
2月末、俳優の木村拓哉さんがパーソナリティを務めるラジオ番組で「キムタクごはん」が話題になりました。実はかなり前から学校給食に登場する人気メニューだそうで、ご本人は驚きつつも嬉しそうなご様子でした。
キムタクごはんが素晴らしいのは、ネーミングのインパクトに加えて、メニューそのもののおいしさにあり。そこで今回は、キムタクごはんをなるべく手軽においしく作るレシピを紹介しながら、食の観点から木村拓哉さんの魅力について思いを馳せてみたいと思います。
「キムタクごはん」はこう作る!超カンタンレシピ
まずはレシピの紹介から。レシピはさまざまあるようですが、基本材料として使われるのは、白菜キムチと沢庵(たくあん)とご飯。ここでは、“2行で語れるもっともカンタンな作り方”をご紹介したいと思います。
キムチと沢庵とベーコンを小さめに切る。青ネギを刻む。それらを温かいご飯に加えて、ごま油を少々垂らして混ぜ合わせる。
はい、たったこれだけで完成してしまいます。具材のボリュームは好みに合わせて目分量で良く、ご飯1杯につき、それぞれピンポン玉サイズを上限にしてみてください。ご飯は炊きたてに限らず、レンジで温めたものでもよいでしょう。ネギは刻んであるものを活用してもOK。気軽にちゃちゃっと作ってみてくださいね。キムチと沢庵に塩分が凝縮されているので、余計な調味料は不要です。
このご飯のおいしさは、“旨味の相乗効果”にあり。キムチや沢庵は発酵食品で凝縮された旨味が魅力です。そこにベーコンとごま油の旨味が加わり、より奥深い味わいを生み出します。気軽に楽しく作ってみてくださいね。
学校給食用食品メーカー協会のサイトではフライパン調理をするレシピも紹介されていました。
さあそれでは、改めて、キムタクこと木村拓哉さんの食にまつわる魅力に迫ってみたいと思います。