パールのアクセサリーで有名なMIKIMOTOが、パールの魅力を発信するプロジェクト「My Pearls, My Style」。「纏(まと)う者の内面と個性を鮮やかに映し出す」をテーマに掲げており、その一環として俳優・千葉雄大への特別インタビューが、パールを纏った美しい写真とともに公開されました。え、男性の千葉雄大がパール!? と意外に思った人も少なくないでしょう。筆者もそうでした。
なんでも千葉雄大は、普段使いのアクセサリーとしてプライベートでもパールのアクセサリーを所持しているとのこと。
なるほど、千葉雄大のお顔そのものがパールみたいに白くつるっとしているし、きっとキュートなイメージの写真だろう……と思いきや。写真家・下村一喜さんが撮影したモノクロのポートレートはシックでとてもかっこよく、新たな千葉雄大の側面を見てしまった心地。
見ていると、「これは男性のもの、これは女性のもの」にとらわれず、好きなもので自由に装っていいんだという勇気をもらえます。それでは、パールの持つボーダーレスな魅力を存分に語っている千葉雄大の特別インタビューを、美しすぎる写真とともにお楽しみください。
「女性だけのもの」という先入観は全くありませんでした
――「パールは女性が身につけるもの」という先入観がまだまだ強いように感じられますが、千葉さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?
千葉:僕には、「パールは女性だけのもの」という先入観は全くありませんでした。もともと友人のファッションデザイナーさんがコレクションでパールのスタイルを提案していたのを見て、素直に「あぁ、格好いいな」と思ったのが、自分でもパールを楽しむようになったきっかけです。
――16世紀のチューダー朝のイギリスでは、ヘンリー8世がパールを愛用していたという記録が残っていますし、宮廷人たちも片側の耳にパールのイヤリングをしていたそうです。
千葉:なるほど。だから歴史的に見ても、男性がパールを楽しむことは特別なことではないんですね。