世界中で圧倒的な人気を誇るモンスター・ヴォーカル・ユニット「イル・ディーヴォ(IL DIVO)」が、3年半ぶりに来日公演を行うことが決定した。公演は、3月22日(火)の札幌文化芸術劇場hitaruを皮切りにスタートし、4月9日(土)の東京国際フォーラム ホールAまで、全国7都市全12公演を予定している。
2021年7月に3年ぶりとなるアルバム「フォー・ワンス・イン・マイ・ライフ」をリリースしたイル・ディーヴォだが、ワールド・ツアーをスタートした矢先の12月19日、UKツアー途中でリーダーのカルロス・マリンが急逝。世界中のファンからはカルロスを失った悲しみのメッセージが多数寄せられることとなった。
そして2022年、残されたメンバーたちはグループの存続とワールド・ツアーの続行を決意。メキシコ系アメリカ人のオペラ・シンガー(バリトン歌手)スティーヴン・ラブリエをスペシャルゲストに迎え、グレイテスト・ヒッツ・ツアーと内容を変更し、カルロス・マリン追悼コンサートとしてツアーの続行を表明した。
コロナ禍で世界中が困難な状況を抜け出せない中、希望の光となることを誓いツアーを決行するイル・ディーヴォのこれまでにない特別なステージ、そして渾身のパフォーマンスが繰り広げられることはまちがいない。そして、この一期一会のツアーで、カルロスの魂に安らぎがもたらされることを願わずにはいられない。
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