日本三大神宮の一つとも言われている鹿島神宮。そんな鹿島神宮は、茨城県の海辺の町・鹿嶋(かしま)市に位置しています。この記事では、鹿島神宮を定期的に詣でる地元在住の筆者が、鹿島神宮と合わせて巡りたい鹿嶋市内のおすすめグルメ&観光スポットをご紹介しています!
鹿嶋市はどんな町?
鹿嶋市は、茨城県鹿行(ろっこう)地域と呼ばれるエリアに位置しています。町は海と湖に接しており、特に東側に広がる太平洋は鹿島灘(かしまなだ)とも言われ、良質な漁場や海水浴場として知られています。
日本三大神宮の一つとされる鹿島神宮もあり、パワースポットとしてたくさんの参拝者が訪れます。神宮近くには魅力的なグルメスポットも多数あり、どのお店を選ぼうか悩んでしまうほど。
町の魅力を存分に味わうために、移動手段はお車がおすすめです。参考までに、本記事【2】~【6】及び【8】のスポットはすべて徒歩で巡れます。その際の駐車場は、鹿島神宮参拝者第一駐車場か、第二駐車場が便利です。それ以外は各スポットに駐車場があります。
それではさっそく以下よりご紹介していきます!
9:00/【1】鹿島城山公園(鹿島城址)
桜やつつじの名所として知られる公園です。一周約560メートルの園路を歩けるようになっています。園路の途中からは北浦に浮かぶ「西の一之鳥居」が見え、鹿島神宮の神域であることが分かります。
公園の敷地は、1591年に落城するまでの約400年間、鹿島氏の居城(本丸跡)だったとされる場所。そのため標高25メートルほどの高台になっており、史跡としても楽しめます。駐車場も完備されています。
※次のスポットまで車で約4分
10:00/【2】ミニ博物館ココシカ
鹿島神宮参道にある小さな博物館(入場料無料)。参拝者第一駐車場、もしくは第二駐車場に停車したのちに見学するとスムーズです。
館内では、鹿島神宮に関しての詳しい知識が得られます。歴史やご利益だけでなく、参拝の順序等についても触れられていますので、参拝前に訪問するのがおすすめです。また、スタッフさんに話しかければ丁寧に解説してくれますよ。
※次のスポットまで徒歩すぐ
10:30/【3】鹿島神宮
鹿島神宮は、武道の神様である武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)を御祭神とする由緒ある神社。ご利益は様々な言われがありますが、特に人生のターニングポイントや新しいことを始める際に詣でると、勝機やエネルギーがもたらされるそうです。
境内は広く、東京ドーム15個分が収まってしまうほど。樹叢(じゅそう)とも呼ばれる自生した木々に覆われ、緑豊かで清浄な空気が流れています。境内案内図については、公式ホームページをご覧ください。
※次のスポットは敷地内
11:30/【4】御手洗池
鹿島神宮境内には、御手洗池(みたらしいけ)と呼ばれる湧水地があります。1日に40万リットル以上もの湧水があり、湧き出た水は池へと流れ込みます。昔は参拝前にこの池で禊(みそぎ)をしたと考えられています。
また、湧水はお水取り可能です。せっかくですので、あらかじめ空のペットボトル等を持参するのがおすすめ。注意点としては、飲用する際は煮沸する必要があります。
※次のスポットは敷地内