人格は否定せず、行為にだけを注意する

注意するのは、必ず部下の行為に対してのみです。

相手の人格を否定するようなことはやめましょう。「あなたはこうだから」と部下そのものを主語にするのは避けて、行為にだけ論点を当てることです。人格を否定するのはパワーハラスメントに当たります。指導の意味を理解した上で、注意しましょう。

注意は一度きりに

一度注意をしたら、ネチネチと相手を責めるように引きずるのはやめましょう。部下のミスは上司の責任になるため「ミスをしないで欲しい」と思うのは当然ですが、終えたことを繰り返して責めるのはとても幼稚な行為です。自分の信頼を失う行動より、部下が頼りたいと思えるような先輩・上司になることを目標に、部下を育てていきましょう。

最後は励ましの言葉を使って

注意だけで終わらせるのではなく、最後は友好的に会話を締めましょう。「応援しているから」「いつも頑張ってるのは知っているよ」と相手を肯定してあげることも大切です。部下が、思った通りの行動を取れないこと、希望通りの結果が出ないことを責めても意味がありません。最後は、チームメイトとして、励ましの言葉を。お互いに結果を出し、伸ばしていく方法を探すしかないのです。

指導する側も、指導される側も「伸びる」ことが大切

これまでは自分が教えてもらう側でのびのびとやってきたはずなのに、部下ができたことで急に指導をする側になってしまった……これは社会人経験が増えることで必ずやってくる出来事です。部下のことが気に入らなかったり、イラっとしてしまうこともあるでしょう。けれど、指導するという行為は必ず自分のためにもなります。お互いに成長できる関係が上司と部下なのです。

部下はあなたより後輩の立ち位置に当たりますが、上司の所有物でもなければ、上司が直接の雇い主なわけでもありません。「自分がやられて嫌なことはしない」このシンプルな考えを持っておきましょう。

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