長野県大町市へ引っ越しや転勤、移住を考えている人は必見!大町市の魅力や人口などの基本情報や周辺へのアクセス、移住支援制度を調査しました。大町市に興味を持っている方、移住しようと考えている方は参考にしてください。

長野県大町市ってどんなところ?

人口 27,560人 (推計人口、2019年3月現在)
自治体HP 大町市HP

大町市は、長野県の北西に位置しています。東部には1000メートル近い山々が連なり、西部には標高3000mの広大な北アルプスがあることから、山に挟まれた自然豊かな町と言えるでしょう。また、中央部には高瀬川や農具川などもあり、SUPやカヤックなどアウトドアを気軽に楽しめる町でもあります。

大町市の冬は非常に寒く、気温は昼間でもマイナスになる日が多いです。豪雪地帯としても有名ですが、北部と南部では積雪量が大きく異なります。平坦地で雪が積もっても、除雪作業が行き届いているのでさほど心配はありません。夏の日中は気温が上昇しますが、朝夕は涼しく、過ごしやすいのが特徴的です。雨が少なく、からっとした空気が心地よい町です。
総合病院や、銀行、飲食店などが集合している市の中心地区である大町エリアや、スキー場や温泉が豊富な平エリア、のどかな田園が広がる常盤エリアなど、生活に便利な施設と自然がバランスよく揃っています。

北アルプスの麓で、のびのびと子育てができるようにと、子育てサポートや支援制度も充実しています。登山やスキー、湖など、自然そのものが遊び場になる大町市ですが、博物館や遊具のある広々とした公園など、バリエーションに富んだ施設が多くあります。
妊娠した時から、お子さんが高校生になるまで、さまざまな支援で子育てをサポートしてくれます。例えば、産後のお母さんの体調不良などには「育児支援ヘルパー派遣事業」として、ホームヘルパーさんがお手伝いに来てくれる制度や、1歳6カ月検診時には、長野県産ひのき材で作られたつみきをプレゼントしてくれるなど、子育て世帯に寄り添う支援が充実しています。大町市の移住情報総合サイトでも紹介されているので、ぜひご覧ください。

また、大町市に移住した方のインタビューや、自分に合ったおすすめエリアを見つけてくれるチャートなどが、可愛らしいイラストとともに紹介されているガイドブックもありますので、参考にしてみてくださいね。
参照:移住ガイドブック

長野県大町市の移住支援制度

長野県大町市に住みたい!基本情報や移住支援制度などを調査!
(画像=『移住支援.com』より引用)

長野県大町市で実施されている移住支援制度や、取り組みについてご紹介します。移住する際に大切な「住まい」に関する制度が充実しています。すでに移住している方にも有益な制度もあるので、チェックしてください。

大町市空き家バンク

大町市では、空き家の売却や賃貸を希望している所有者と、移住・定住のために物件を利用したい方を繋ぐ制度を実施しています。所有者と利用希望者の間で交渉や契約を行う直接契約と、宅建協会が媒介する関節契約の2つの方法があります。空き家バンクの公式サイトでは、実際に空き家バンクを利用して移住した方のインタビューも公開しています。「ペット可の物件を探していた」「まわりが静かなところがいい」など、実際に物件を見に行った経緯など、参考になるインタビューが掲載されています。

空き家流通促進事業補助金

移住を決めて、物件を探すときに、綺麗に改装されている空き家はやはり魅力的ですよね。大町市では、移住・定住促進のために空き家流通促進事業補助金制度を実施しています。
空き家の所有者が空き家を売買・賃貸するための片づけや改修費用の一部を助成する制度です。片付けや清掃には対象経費の1/3位内の上限8万円、市内業者による10万円以上の改修リフォームを行った場合には、対象経費の1/3位内、上限30万円まで補助金が支給されます。対象となる空き家や経費などの詳細はホームページをご確認ください。

安心・安全住宅リフォーム補助金のご案内

すでに移住していて、大町市内に住所がある方に、住宅リフォームや防災減災型外構工事費の一部を補助する取り組みを行っています。省エネルギー型や、環境負荷低減型など、住宅の性能向上を図るリフォーム工事が対象です。補助金額は工事内容によって異なりますが、10万〜20万円を上限としています。令和3年度から実施している制度で、予算額2,500万円に達した時点で受付終了となります。リフォームの予定がある方は、相談してみることをおすすめします。