求めていたのは「居心地のいい関係を築こうとしてくれる人」
「以前お付き合いしていた方はなぜお別れしたのでしょうか？」
「会っていれば楽しい人だったんですけれど、野球観戦と友達付き合いで忙しくて、会えるのは多くても月に2回ぐらいでした。ずっと一緒にいたいなんて思っていないし、ストレス解消も理解しているのですが……元彼の場合は趣味にのめり込みすぎていて、話し合っても改善はなかったので別れました」
「そうなんですね。優美さんがお相手に求めることって何でしょうか？」
「まずは会う努力をしてくれることや、一緒に居心地がいい環境を作るために話し合う姿勢があることは必須です。一緒に何かしたいって訳じゃないんですけど、同じ空間にいて違うことをしていても平気なのが理想です。あと趣味はあってもいいのですが、ほどほどが理想です」
やっと出てきました。とっても重要な情報が。
理想の関係に合わせて、プロフィールを変えたら急展開
「分かりました。それなら今のプロフィールにも修正して書き加えておきましょう。今までのお相手で“会うための努力”をしてくれる人っていましたか？」
「そういう目で見ていないからなぁ……。でもそんなにいないかも。年収も高いしみんなお忙しそうで、努力をしてくれたのかもしれませんけど聞けませんでした」
優美さんはプロフィールを大幅に修正して、写真もワンピースを着た清楚なお嬢さん風から屋外で撮影した自然体な笑顔の写真に変えました。ほどなく条件に合う男性と出会って、めでたくゴールインしたのでした。
漠然といい男を探して闇雲に出会いの数を増やすと迷走します。あなたにとっての「いい男」が「人気がある男性」とは限らないのです。
※個人が特定されないよう一部脚色してあります。
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＜取材・文／菊乃＞ 菊乃 恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter：@koakumamt
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