色々なヨガのレッスンを受けていると、「あれ?このクラスは、この前受けたヨガとずいぶん違うな…」と思うことはありませんか?
ヨガは種類によっても、ずいぶん内容や印象が違うものです。
さまざまなヨガの種類を知って、自分の目的に合ったヨガを見つけてみましょう!
ヨガは種類によって違いが大きい
ひとまとめに「ヨガ」と言っても、種類はたくさんあります。
そして、種類によって運動量や効果も変わってくるため、自分の目的にはどんなヨガが合うのか知っておくことで、長くお付き合いできるヨガスタジオ選びにつながります。
今回はさまざまなヨガの中から、10種類のヨガについてご紹介します。
10種類のヨガの特徴や効果!
今回ご紹介するのは10種類のヨガの特徴や運動量など。
ヨガの種類を知って、自分の目的に合うものを探してみましょう。
ハタヨガ
最も一般的なヨガである「ハタヨガ」。
さまざまなヨガの流派の基盤となっているもので、呼吸法を行いながらポーズをしっかりと取るヨガです。
サンスクリット語で、「ハ」は太陽を意味し、「タ」は月を意味します。
ヨガは「結ぶ」という意味を持つので、太陽と月のように相対的な存在のものを結び、バランスを取るという意味があります。
ヨガを基本から理解していきたい方は、ハタヨガから始めるのがオススメです。
ホットヨガ
「ホットヨガ」とは、室温35〜40度、湿度が55〜65%程度に設定された、蒸し暑い室内で行うヨガのこと。
ヨガの発祥の地であるインドの環境に近い状態でヨガを行うために、そのような室温・湿度に設定しています。
暖かい環境なので、カラダが普段より柔らかくなりやすいなどの効果があり、カラダが硬い人にオススメです。
少しの運動でもたくさんの汗をかくため、水分補給が必須です。
アシュタンガヨガ
「アシュタンガヨガ」は、ヨガの中でも最も運動量が多いヨガです。
また、多くのヨガが腹式呼吸で行われるのに対して、胸式呼吸で行われます。
ダイエット効果や筋トレ効果も高く、男性にも人気が高いヨガです。
始まりから終わりまでのアーサナの順番が決まっているのが特徴で、力強く全身を使うエネルギッシュなポーズが多く、呼吸と連動して流れるように動きます。
パワーヨガ
「パワーヨガ」は、アシュタンガヨガから派生した、自由度の高いヨガです。
90年代に、アメリカのセレブを中心に人気が広がりました。
運動量が多く、インストラクターによってアレンジに幅があります。
ダイナミックな動きも多く、現代のヨガとも言われています。
ヴィンヤサヨガ
「ヴィンヤサヨガ」とは、呼吸と動きを連動させ、ポーズを止めることなく流れるように行うヨガです。
アシュタンガヨガから派生したヨガで、運動量が多いです。
シークエンスの自由度が高く、インストラクターによってアレンジが幅広いのも特徴です。
ビクラムヨガ
「ビクラムヨガ」とは、インドのビクラム・チョードリー氏によって考案された“元祖ホットヨガ”です。
温度40度、湿度40度以上の高温多湿の環境で、26種類のポーズを決まった順番で90分間で行います。
運動量が高い上に、高温多湿な環境で行うため、慣れない人は気分が悪くなってしまう可能性もあります。
妊娠中の方や既往歴がある方にはオススメできないヨガです。
陰ヨガ
「陰ヨガ」とは、中国の「陰陽五行思想」にもとづいたヨガです。
ひとつひとつのアーサナを3~5分間程度の、長い時間キープするのが特徴で、柔軟性を高めつつ心身を整えていきます。
ヨガの中でも最も運動量が少ないヨガと言われており、ゆっくり進行するため、運動が苦手な方やカラダが硬い方にもオススメです。
アイアンガーヨガ
「アイアンガーヨガ」は、インド出身のB.K.S.アイアンガー師によって作られたヨガ。
一般的なヨガのクラスよりも、ひとつひとつのポーズをキープする時間が長く、ポーズを正しく行い、カラダの歪みを整えることできます。
「アイアンガーヨガ」では、さまざまな「プロップス(補助道具)」を使うのも特徴です。
プロップスを使うことで、自分のカラダに無理なくポーズを取ることが可能です。