水仙と同時期に咲くアロエも必見
爪木崎の北側にある白浜ではアロエが自生しており、今でも多くの民家の庭などにアロエが植えられています。
白浜から少し離れていますが爪木崎にもアロエが植えられており、冬になるとアロエの花も観賞することができます。ここまで多くのアロエが群れている光景はなかなか見られません。冬季に訪れた際は水仙だけでなくアロエも必見です。
1937年から海の安全を守る爪木崎灯台
水仙群生地を抜けるとやがて見えてくるのは、水仙と並ぶ爪木崎のシンボル、爪木崎灯台です。
1937年に誕生した、高さ約17.3メートル、標高約37.8メートルの灯台で、伊豆半島の東側の相模湾へ入る船の安全のため作られました。空と海の青に映える白いボディが美しいです。
見逃し厳禁!不思議な形の柱状節理
爪木崎の西側の海岸には、柱の群れ、あるいは亀の甲羅のような見た目をした岩場があります。これは柱状節理と呼ばれ、マグマが冷えて固まった時、体積が小さくなりひび割れることによってこのような形となります。ここの柱状節理は、その形から「俵磯の柱状節理」と呼ばれ昔から建築用の資材として使われてきました。
2017年5月現在は柱状節理のそばまで降りられる通路ががけ崩れで封鎖されていますが、遠目からであれば今でも観察可能です。
帰り道にも絶景が!
行きどまりの灯台まで行ったら、バス停あるいは駐車場まで、歩いて来た道をもどることになりますが、その途中にも絶景が隠れています。
灯台を目指して進む際、長い階段を登ってきたはずです。実はこの階段を降りる時、写真のように遠浅の海水浴場を一望できるのです。観光サイトではあまり紹介されていませんが、帰り道も気を抜かないようにしましょう。
提供・トリップノート
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