発展途上で自然体なリーダーを目指せばよい

多忙を極めるリーダーの仕事ですが、休日くらいは自然体でいつもの生活リズムと違うことをするとよいと著者は言います。

ぜひ、「ダラダラしている自分を許す休み方」を身につけましょう。それが、かえって日々の仕事にもプラスとなって返ってくるのです。(181ページより引用)

休日を学びにあてたり、24時間仕事に対応するスタイルをずっととっていたりすると、ストレスは溜まる一方。ときには、「ダラダラしている自分を許す休み方」をしてみるのもよさそうです。

また、頑張っているリーダーほど、常に気が張っているものです。会議や目標管理など、緊張する場面が日常的に多くあります。しかし、いつも張り詰めている状態でいると、周囲から見たら声を掛けづらい存在になってしまいます。

だからこそ、いつも自然体でいる女性メンバーを目指すこと。それがマネジメントの武器になっていくと著者は言います。

周囲にも素直に甘える

自然体でいるということは、周囲に甘える自分を許してあげることでもあるのだとか。一人で抱え込んで収拾がつかなくなる前に、周囲の好意に素直に甘えていく。それだけでも、肩の力が抜けて、自然体の自分でいられるそうです。

活躍する女性リーダーは、真摯に仕事に向き合いながらも、自分は発展途上ですと心から言える。上から目線でも下から目線でもなく、チームと一緒に育っていくというスタンスでいればよいのかもしれません。

リーダーであっても、まだまだ学びの途中。だからこそ、完璧でなくてもよい。自分らしいリーダー像を、これから少しずつ作っていきたいものです。

タイトル:『「あの人についていきたい」といわれる 一生使える「女性リーダー」の教科書』
著者:山本幸美
発行:大和出版
定価:1400円(税抜)

ナカセコ エミコ((株)FILAGE(フィラージュ)代表)/DAILY ANDS

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