坊っちゃん列車が停まる「道後温泉駅」から徒歩5分ほどの、高台に立つモダンな温泉旅館【道後御湯(どうご みゆ)】。上質な雰囲気ただようロビーをはじめ、すべての客室には温泉を引いた露天風呂を備え、眺望を楽しめるスカイラウンジ、目にも鮮やかな美味しいディナーなど、温泉旅館の理想をすべて備えたお宿です。

|愛媛の伝統を採り入れたモダン旅館

1953年創業の宝荘ホテルを建て替え、ゆったりとした間取りの30室を擁する「道後御湯」として、2018年5月にリブランドオープン。道後温泉を代表する人気の湯宿のひとつです。

《松山・道後温泉》温泉旅館の理想をすべて備えた【道後御湯】で高感度なセンスが光る滞在を1.jpg
(画像=beauty news tokyoより引用)

▲フォトジェニックな光に包まれた圧巻のライトアップ

外壁は約2100本ものルーバーで覆われ、夜になると煌々と輝いて、圧倒的な存在感を放ちます。

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▲雰囲気を味わいたいモダンなロビー

ロビーに置かれた座り心地のいいソファは広島県福山市にある心石工芸のリビングチェア。愛媛の里山風景をモチーフにした庭園を見渡せます。

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▲菊間瓦の壁が印象的なフロント

間接照明に浮き上がるフロントデスクは、瀬戸内に浮かぶ小舟をイメージ。背後の壁には、今治市の菊間地区で生産される菊間瓦のタイルがはめ込まれ、和とモダンとが共存します。

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▲ラウンジには、ガラスに挟み込れた「こより和紙」のタペストリーが飾られます

平安時代から生産されてきた大洲和紙。大洲市の隣り内子町五十崎(いかざき)にある工房「五十崎社中」による手漉きの「こより和紙」が、透き通った壁の役割を果たします。館内では、さり気なく飾られた愛媛アートも見どころです。

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▲ロビーに続くライブラリーラウンジ「NIKITATSU」

フリードリンクが用意されるハイセンスなラウンジ。間接照明に照らされた書架には、松山に教師として赴任した夏目漱石や、松山出身の俳人正岡子規に関連した書籍、温泉や愛媛にかかわるエッセーや小説などがそろいます。

道後御湯の自慢のひとつが眺望です。最上階にある大浴場の湯船や解放感満点のテラスからは、松山城を望めます。おすすめの時刻は、城が立つ勝山の背後に夕日が沈むころ。天守がシルエットになるマジックアワーをお見逃しなく。

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▲最上階の8階には松山市街を一望できる「天望風呂」を用意。湯船から松山城を望めます

大浴場は、壁や床に黒い玄昌石を張り、十和田石の湯船を備えた贅沢な造り。洗い場のシャワーヘッドは、洗浄、保湿、保温効果があるウルトラファインバブルを採用。脱衣場には今治産のタオルやアメニティがそろうので、部屋から手ぶらで向かえます。

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▲大浴場の露天風呂

温泉の泉質はアルカリ性単純泉で、優しい肌触りのお湯。客室数が少なく部屋に露天風呂もあるので、混み合うことなく利用できます。

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▲開放感抜群のテラスにはぜひ立ち寄っておきましょう

大浴場の隣には、湯上がり処として使えるスカイラウンジ「かぎろひ」とオープンテラスを用意します。

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▲ガラス張りのスカイラウンジは、昼間は眺望、夜は雰囲気を楽しめます

自由に利用できるラウンジでは、地元のオレンジジュースやコーヒー牛乳などのフリードリンク、ちょっとしたおつまみが用意され、湯上りの休憩にピッタリ。会話を楽しむのもおすすめです。

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▲壁のオブジェは、鉄板から製品を切り抜いた後の型抜き板

消防車の部品を型抜きした壁の鉄板は、金属製品やアート作品を作る西永工業の作。鉄工場に積まれていた廃材をアートとして再生しています。レストランに揺れるモビールや箸置きなども西永工業の作品です。

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▲地元で愛される「らくれん」の瓶牛乳は湯上りに!

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▲大浴場やスカイラウンジからは、季節によって松山城に沈む夕日が見られます

マジックアワーになると刻々と色が変わる夕空を背景に、日本にわずか12城しかない現存天守のシルエットが浮かびます。スカイラウンジから見るか、部屋のテラスから見るか、大浴場の湯船に浸かって眺めるかは、とても贅沢な悩みです。