名産の桃などのフルーツを使ったお菓子や、地元で昔から愛されてきた銘菓、そしてテレビで度々取り上げられている話題のグルメなど、岡山で買うべきおすすめのお土産を厳選してご紹介します。
1.きびだんご(廣榮堂)
「桃太郎伝説」でもおなじみ「きびだんご」。様々なお店から販売されていますが、江戸時代末期に創業した老舗菓子店「廣榮堂(こうえいどう)」のきびだんごは、絵本作家・五味太郎さんが描いたイラストが目印です。
上質のもち米や砂糖、水飴、きび粉などで作った「元祖きびだんご」は、もっちりしていて、ぷよぷよ食感。スタンダードな味のほか、黒糖や抹茶、白桃など様々な種類のきびだんごもあるので、食べ比べも楽しいでしょう。【10個入:432円(税込)】
2.きび田楽(金萬堂本舗)
「きびだんご」と共に岡山で人気のお土産が、金萬堂本舗のきび田楽。田楽という名前から想像できるように、きな粉でまぶしたお餅に串が刺してある和菓子です。お餅の中にはローストしたクルミが入っており、コリっとした食感がもっちりしたお餅に良く合います。きな粉もちょうど良い量で、口に残る感じがしないのがポイント。
パッケージに桃太郎が描かれているので、岡山のお土産だと一目で分かりますし、個包装になっているので、ばらまき土産としてもおすすめです。【5個入:250円(税込)】
3.むらすゞめ(橘香堂)
岡山を代表するお菓子「むらすゞめ」。明治10年(1877年)に創業した老舗和菓子店「橘香堂(きっこうどう)」が製造販売しています。130年以上の歴史があり、昔も今も職人の手作り。クレープのような生地の中に、甘さ控えめのつぶ餡がぎっしり入っており、新鮮な卵と厳選された小豆の風味がふんわりと広がります。
倉敷美観地区店では、むらすゞめの手作り体験ができるので、旅の思い出にぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。【4個入:650円(税込)】
4.高瀬舟羊羹(古見屋羊羹)
昭和のはじめまで岡山の河川を運航していた「高瀬舟」を象った羊羹。羊羹を包む外装が舟の形に折られており、その姿が非常に趣深い和菓子です。
北海道産の上質な小豆と砂糖、寒天のみで作り上げた羊羹は、優しい甘さ。ひとつが小さめなので、食べきれるのも嬉しいですね。購入してから2週間ほどすると、羊羹上部に砂糖の膜ができ、シャリっとした食感を楽しめるようになります。【7個入:390円(税込)】
5.スティックゼリー(岡山県青果物販売)
岡山の青果会社が営むカフェ&ショップ「くらしき桃子」の人気商品「スティックゼリー」。岡山県産の清水白桃やニューピオーネ、桃太郎トマトなど、11種類のフルーツや野菜をゼリーに加工したものです。冷やして食べるのはもちろん、凍らせてシャーベットにして食べるのもおすすめ。
倉敷本店では、5本セットや7本セットの他に1本からの単品購入もできるので、用途に合わせて選べます。【1本:86円~/5本入:453円(税込)】
6.調布(廣榮堂)
求肥を薄いカステラ生地で包んだ岡山銘菓。租税として朝廷に納められた手織りの巻布を「調布」と呼んでおり、それに似ていたことが名前の由来だそうです。岡山では、様々なお店から「調布」が販売されていますが、「きびだんご」で有名な廣榮堂の「調布」は、太めにカットされた求肥を、たまごの香りが特徴的な薄皮で包んでいます。
お餅が入っているので腹持ちが良いのですが、シンプルで飽きの来ない味のため、ついつい手が伸びてしまう魅惑のお菓子。個包装のほか、5本入りパックはプラスチックのケースに入っており、薄皮のしっとりした食感がしっかり残るよう工夫されています。【5本入:486円(税込)】
7.つるの玉子(下山松壽軒)
マシュマロというと現代風なイメージがしますが、下山松壽軒のマシュマロ菓子「つるの玉子」はなんと、明治時代からあるロングセラー。日本三名園のひとつ「岡山後楽園」を舞う鶴のたまごをイメージしたというお菓子です。ピンクと白色の紅白セットになっているので、岡山では縁起物としても重宝されています。
ふんわりとしたマシュマロの中には甘めの黄身餡が入っており、濃いお抹茶などと良く合います。洋風っぽさも兼ね備えているので、コーヒーや紅茶とも相性抜群です。【2個入:259円(税込)】
8.おかやまロール(清風庵)
「きびだんご」「清水白桃のジャム」「作州黒甘納豆」「ジャージー乳」という、岡山の美味しいものをぎゅっと詰め込んだロールケーキ。これひとつで、岡山を丸ごと感じられるお菓子です。
ジャージー乳を使用したスポンジ生地は、しっとりふわふわ。白桃のジャムからは、ほんのり甘酸っぱさを感じ、甘納豆とクリームの美味しさを際立たせます。また、丸ごと入っているきびだんごもインパクト大!アイディア抜群の組み合わせに、これは美味しい!と唸ること間違いなしです。【1カット:356円(税込)】
9.蒜山ジャージーヨーグルト(蒜山酪農)
日本では飼育頭数が少ない「ジャージー牛」から搾ったジャージー牛乳は、濃厚な風味とコクが特徴で、黄色みがかっているため「ゴールデンミルク」と呼ばれています。そのゴールデンミルクを搾って、そのままヨーグルトに加工したものが「蒜山ジャージーヨーグルト」。
ヨーグルトの上層部には黄色のクリーム層ができており、この部分が絶品!レアチーズケーキのような濃厚さを感じられ、下層のさっぱりしたヨーグルトとの相性も抜群です。牛乳の贅沢な味わいがクセになる、イチオシのお土産です。【1個:140円(税込)】
10.岡山地ビール「独歩」(宮下酒造)
岡山市の老舗酒店「宮下酒造」が手掛ける、岡山の地ビール「独歩」。麦芽、ホップ、ビール酵母などは全てドイツの最高級素材を使い、地下100メートルから汲み上げる岡山の美味しい水で仕上げるという、こだわりが光るクラフトビールです。
写真は、岡山産のマスカット天然果汁を使用した「マスカットピルス」。マスカットの風味が強く、フルーティな味わいが特徴の発泡酒です。軽い口あたりなので、デザートビールとしてもおすすめ。※アルコール度数5%【330ml:462円(税込)】
11.おかやま桃子 清水白桃プリン(岡山県青果物販売)
岡山県産の清水白桃を使用したプリン。完熟した一番甘みのある状態の白桃を収穫して丁寧にピューレ状に。それを生クリームや砂糖などと混ぜて、プリンに加工したスイーツです。
口に入れると、まるで生の白桃を食べているかのようなフルーティな香りが広がります。そして少し粘り気を感じる、とろんとした食感が白桃のコクを上手に表現。真っ白いフォルムも気品が漂い、フルーツ王国岡山らしいお土産でしょう。
「おかやま桃子」シリーズは、他にも清水白桃水羊羹や、ジュレ、お饅頭なども取り揃えられているので、色々な種類を購入してみてくださいね。【40グラム:140円(税込)】
12.ばななかすてら(福岡製菓所)
大正6年から作り続けられている、昔懐かしいカステラ菓子。バナナの形をした生地の中には、白あんが入っています。一口食べると白あんからはバナナの香りがふわっと漂い、中に入っているのは白あんではなくバナナ?と錯覚してしまうほど。トースターで焼くと、香ばしさがアップしますよ。
個包装なのでお土産に最適ですが、実店舗では焼きたてのばななかすてらを食べられるので、岡山を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。【10本入:980円(税込)】
13.プレミアムフルーツコラーゲンゼリー(果実工房)
果実100%のピューレを使用した「フルーツコラーゲンゼリー」。国産果物を使ったフルーツの加工品を取り扱う会社「果実工房」が手掛けるブランド「RARE PLANT」の看板商品です。
岡山県産の白桃やピオーネ、マスカットなどが使われているゼリーは、コラーゲン特有の臭みがなく、ぷるぷるとした食感で食べやすい!可愛いパッケージは、女性へのお土産にピッタリです。【5本入:360円(税込)】