子供が小学校に入学すると、PTAという組織が存在し、これはパートやフルタイムで働く主婦には大きな悩みになることが多いです。

このPTAと上手く付き合っていくコツを紹介していきます。

PTAって何をしている組織なの?

PTA(正式名称:Parent Teacher Association)とは、簡単に言うと、保護者と先生が集まる団体で、学校と先生のサポートをするボランティア活動です。

PTAは本部役員、各委員会会長・役員で構成されており、毎年度の初めに選定するのが一般的です。

主な活動内容は、運動会やバザーなど、学校行事の手伝いや保護者懇親会の運営・司会、ベルマークの集計、校舎の清掃・草刈りなどの学校のサポート。さらに、地域パトロールや講習会・講演会等の行事開催、広報紙の発行など各委員会の活動など、多岐に渡ります。

本部役員になると近隣の小・中学校の入学・卒業式への参加や、PTA研修会への参加などが加わることも。

学校によっては小学校6年間で必ず一回は引き受けなければならないなど、最近では、パートや共働きの主婦だからといって、仕事を理由に断れないケースも増えてきているようです。

とはいえ、PTAの会合の多くは平日に行われることが多いため、働く主婦にはハードルが高いのも事実です。

PTAに参加するとメリットいっぱい PTAはパートやフルタイムで働く主婦にとって面倒なものという印象が強いですが、メリットもたくさんあるのです。

例えば、以下のようなことが挙げられます。

①先生とのコミュニケーションがとれる

②学校に足を運ぶことで、子供の日常を見ることができる

③地域との連携を図れる

④他のパパやママとコミュニケーションがとれる

など。

普段パートに出ていると、ママ友とランチをしたりも少なくなりますし、ましてや学校に足を運ぶ機会は、学校行事の時くらいで、先生や他の保護者と密な情報交換をする機会も少なくなりがちです。

PTAに参加することでたくさんの情報を得ることができますし、子供の学校の日常や交友関係を垣間見ることができます。

働きながらのPTA参加は可能なのか?

たくさんのメリットがあることはわかりましたが、実際パートやフルタイムで働く主婦が参加することは可能なのでしょうか。

確かに平日のお昼の会合などは仕事を休んだり、抜け出して参加しなければならず、いくら子供の為とはいえ毎回は難しいですよね。

ですから、パートやフルタイムで働く主婦がPTAに参加するためには、まず『できないことはきちんと伝える』ということが大切になってきます。

そして『できることは一生懸命取り組む』ということも大切です。

例えば平日は仕事を抜けられないというのであれば、家でできる仕事を回してもらったり、休日に開催される行事のお手伝いに回ったり、会合の実施回数や仕事量が少ない委員会を選ぶという方法もあります。

視点を変えると参加しやすいかも!?

今や保護者の多くはパートやフルタイムで働く主婦ですので、他の皆さんも同じようなことを考えている可能性があります。

少しでも参加しやすい体制を作るには、あえて上の役職に立候補してみるのも手です。

そうすることで自分に都合の良いスケジュール組みができたり、作業工程をコントロールできたりします。

また、各行事の連絡や、意見交換等をSNSを利用して行なうというのも手です。会合の回数を最小限に抑え、連絡用プリント作成の手間も省けます。

始めるまでは大変でも、パートやフルタイムで働く他の主婦の皆さんも賛同して、協力してくれるのではないでしょうか。

まとめ

何かと頭を悩ませることが多いPTAですが、無理なことをするから大変なのです。

自分のできることや得意分野を一生懸命やることが、パートやフルタイムで働く主婦がPTAに参加する上で大切です。

やってみると「意外と楽しかった!」「いい経験ができた!」という声も多いようですので、ぜひ積極的に参加してみましょう。

また、長く仕事から離れている主婦の場合、履歴書に書いてアピールにつなげることもできます。

提供・しゅふJOBナビ

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