昔話ときいて思い浮かべる主人公は、桃太郎、浦島太郎のような男性が多いという人は少なくないだろう。また、女性が主人公の場合も、ひかえめでおとなしい女性。絵本になるのはそういう昔話が多いが、語りつたえられてきた昔話はもっと豊かで、へこたれずに自分なりの幸せをつかむ、いろんな女性たちが登場する。

そんな中、偕成社から、作家・中脇初枝さんが再話した「女の子の昔話えほん」シリーズが発売される。

1月発売の2作品

本屋大賞ノミネート作家・中脇初枝による再話「女の子の昔話えほん」シリーズが発売
(画像=STRAIGHT PRESSより引用)

1月31日(月)より発売されるシリーズ第1弾『ちからもちのおかね』1,870円(税込)は、高知県で育った著者の中脇さんが思い入れのある、高知の昔話。

本屋大賞ノミネート作家・中脇初枝による再話「女の子の昔話えほん」シリーズが発売
(画像=STRAIGHT PRESSより引用)

おかねは、とっても力持ちの女の子。大きな相撲取りをたったの3歳で追いはらい、大きくなると殿さまにも認められるほどになった。やがて、腕利きの猟師になると、天狗や化け物を相手に大活躍!といった物語だ。

本屋大賞ノミネート作家・中脇初枝による再話「女の子の昔話えほん」シリーズが発売
(画像=STRAIGHT PRESSより引用)

また、同日よりシリーズ第2弾『わたしがテピンギー』1,870円(税込)も発売される。