髪の量が多い人は美容室に行ってもすぐに髪が重くなってしまいますよね。しかし、そこまで頻繁に美容室に行く時間がないと言う人もいると思います。そんな時は、すきバサミでセルフカットに挑戦してみてはいかがでしょうか?そこで初心者でもできる髪のすき方のコツや上手な髪の切り方をご紹介します。
髪を切るすきバサミの選び方は?
髪をすく時のすきバサミの選び方①すき率を理解する
髪をすぐ時のすきバサミの選び方1つ目は、すき率を理解することです。すきバサミは様々な種類がありますがその違いは「すき率」です。すき率と言うのは、ハサミを一回開閉した時にカットできる髪の割合のことです。すきバサミはこのすき率が10%のものから70%のものまで幅広い種類があります。
すき率が低いすきバサミは一回で切れる髪の量が少ないため髪の量を少なくするまでにたくさんハサミを入れてカットしないといけなくなりますが、すき率が高いすきバサミだと一回で切れる髪の量が多いため時間をかけずに髪の量を少なくすることができます。
髪をすく時のすきバサミの選び方②すき率が約20%のすきバサミがおすすめ
髪をすく時のすきバサミの選び方2つ目は、すき率が約20%のすきバサミがおすすめと言うことです。すき率が高ければ高いほど早く髪をカットすることができますがその分切り過ぎてしまって失敗してしまう可能性も高くなります。逆に、すき率が低いすきバサミは少しずつすくため失敗する確率がぐんと下がります。
このため、セルフカットする場合はすき率が20%前後のものを選ぶといいでしょう。また、美容師が使っているすきバサミも15~20%のものがほとんどです。自分でカットする時も、このくらいのすき率が低いすきバサミを使って調節しながら少しずつすくようにしましょう。
髪をすく時のすきバサミの選び方③安いすきバサミに注意
髪をすく時のすきバサミの選び方3つ目は、安いすきバサミに注意すると言うことです。安いすきバサミだと切れ味が悪いものが多く、そのようなすきバサミで髪をカットすると髪の断面が痛むので切れ毛や枝毛の原因になってしまいます。
また、100均でもすきバサミは売られていますが、100均のすきバサミはすき率が50%のものがほとんどです。しかし、すき率が50%のすきバサミは美容師でも相当な腕前を持っている人でないと上手に仕上げることができません。そのため、普通の人がすき率50%のすきバサミを使うと失敗する確率が非常に高いです。
確かに高ければ高いほど切れ味などの品質は良いですが、かと言って無理をして何万もするようなものを選ぶ必要はありません。すきバサミ単体で1,000円前後のもので十分切れます。
髪を切るおすすめのすきバサミ3選
髪をすく時のおすすめのすきバサミ①プロ愛用のヘアカットセット
髪をすく時のおすすめのすきバサミ1つ目は、プロにも愛用されている、Yumetoのヘアカットセットです。髪の長さを短くカットするためのカットバサミ、すきバサミ、コーム、ヘアクリップ、収納ケース、セーム革がセットになっており、すきバサミのすき率は約20%です。
ハサミ以外のコームやヘアクリップもセットで付いているため、わざわざ自分で用意しなくてもこのセットさえあればすぐにヘアカットに取り掛かることができます。色はピンクとブルーの2色で、価格は1,350円とお手頃な値段になっています。
髪をすく時のおすすめのすきバサミ②高級感あふれるすきバサミ
髪をすく時のおすすめのすきバサミ2つ目は、高級感あふれるElfinaのすきバサミです。ステンレス製のすきバサミで錆びにくく硬度も高くとても丈夫です。すきバサミだけ欲しい人におすすめの商品です。
最新の薄型刃を使用されているため切れ味の鋭く、ハンドル部分が人体工学に基づいて設計されているため効率よく刃に力が加わるため切り心地も抜群のすきバサミです。価格は1,370円です。
髪をすく時のおすすめのすきバサミ③ベストセラーのヘアカットセット
髪をすく時のおすすめのすきバサミ3つ目は、アマゾンでベストセラーになっている、SoceSeaのヘアカットセットです。カットバサミ、すきバサミ、コーム、髪クリップ、拭きタオル、専用ケースがセットになっており充実したラインナップです。
すきバサミのすき率は20%で切れ味抜群は当たり前で、ハサミの持ち手の部分にラバーが付いており長時間使っていても疲れにくくなっています。顔に付いた髪を取り除くための便利な拭きタオルもセットになっており、専用ケースもシルバーで高級感あふれる作りになっています。価格は1,370円です。
自分で髪をカット!すき方のコツは?
自分で髪をすく時の切り方のコツ①少しずつカットする
自分で髪をすく時の切り方のコツ1つ目は、少しずつカットすることです。セルフカットではどうしても美容室でカットしてもらうより仕上がりが劣ってしまいます。しかし、許容範囲内の仕上がりになればそれでいいのです。
そして、髪を結ってもごまかせないくらい切り過ぎてしまったら結局美容室で綺麗にカットしてもらわなければいけなくなります。そうならないよう、後でいくらでも微調整できるように少しずつ少しずつカットしていきましょう。
自分で髪をすく時の切り方のコツ②時間をかけてカットする
自分で髪をすく時の切り方のコツ2つ目は、時間をかけてカットすることです。セルフカットは慣れるまでは意外と時間がかかるものです。どれだけ時間がかかってもいいのでとにかく失敗しないようにカットしましょう。
カットした後の片づけにも手間がかかるので、始めてセルフカットする時は後に予定が入っていない日にした方がいいでしょう。また少々手間かもしれませんが、1日で終わらせるのではなく日をまたいで少しずつ微調整して理想の髪型に仕上げていくのも手です。
自分で髪をすく時の切り方のコツ③髪の様子をこまめにチェックする
自分で髪をすく時の切り方のコツ3つ目は、髪の様子をこまめにチェックすることです。髪をカットしながらこまめに鏡を見て現在の髪の様子をチェックすることで失敗する確率を下げることができます。慣れてくると鏡ではよく見えない部分もカットしがちになってしまうと思いますが、よく鏡を見ながらカットしていきましょう。
セルフカットする際に必要な道具・準備は?
セルフカットで髪をすく際に必要なこと①すきバサミを準備する
セルフカットで髪をすく際に必要なこと1つ目は、すきバサミを準備することです。すき率が20%前後のもので切れ味の良いものを用意しましょう。
セルフカットで髪をすく際に必要なこと②コームを準備する
セルフカットで髪をすく際に必要なこと2つ目は、コームを準備することです。髪をとかしてほつれを取り除いたり、髪に付着しているカットした毛を払い落とすために使います。
コームの種類はどんなものでも構いませんが、プラスチック製のコームだと何度も髪をとかすと静電気が発生してしまい切りにくい場合があるので木製のものがおすすめです。また、ロングヘアや髪が傷んでいる人はコームの歯が広いものを使うと髪をすきやすいです。
セルフカットで髪をすく際に必要なこと③髪留めクリップを準備する
セルフカットで髪をすく際に必要なこと3つ目は、髪留めクリップを準備することです。余計な髪までカットしまわないように髪留めクリップで止めながら切ります。
セルフカットで髪をすく際に必要なこと④毛払いブラシを準備する
セルフカットで髪をすく際に必要なこと4つ目は、毛払いブラシを準備することです。カットした髪は顔や衣類にたくさん付着します。それを払い落とすために毛払いブラシがあるととても便利です。もし、用意できない場合はタオルやガムテープで代用することもできます。
セルフカットで髪をすく際に必要なこと⑤三面鏡を準備する
セルフカットで髪をすく際に必要なこと5つ目は、三面鏡を準備することです。自分で髪をカットする場合はサイドや頭の後ろもよく見える鏡を用意しなければいけません。鏡が1枚や2枚だと後ろが見づらくとても切りにくいです。用意できない場合は仕方ありませんができれば三面鏡を準備するようにしましょう。
セルフカットで髪をすく際に必要なこと⑥掃除機やほうきを準備する
セルフカットで髪をすく際に必要なこと6つ目は、掃除機やほうきを準備することです。美容室で髪をカットした時にもよく分かると思いますが、髪を切ると床が髪の毛だらけになります。それを掃除するために掃除機やほうきがあると後片付けも便利です。
セルフカットで髪をすく際に必要なこと⑦霧吹きを準備する
セルフカットで髪をすく際に必要なこと7つ目は、霧吹きを準備することです。寝癖がついているとカットした時に左右の長さが違ったり仕上がりが悪くなってしまいます。そのため、寝癖やうねりを取り除くために霧吹きを使います。また、寝癖直しのスプレーでも構いません。
セルフカットで髪をすく際に必要なこと⑧散髪マントを準備する
セルフカットで髪をすく際に必要なこと8つ目は、散髪マントを準備することです。洋服のままカットすると切った毛が服に大量に付着するため、毛払いブラシを使ったとしても全部の毛を取り除く作業に大変手間がかかってしまいます。
しかし、散髪マントを被れば、首から下全部を覆ってくれるのでカットし終わった後の片づけがとても楽になります。腕全体も覆うことができますが、袖口が広いものが多くセルフカットする時に手を上に上げると袖口がずり落ちてしまいます。しかし、輪ゴムなどで袖口を縛ればずれ落ちるのを防ぐことができます。
また、腕全体を覆うことはできませんがゴミ袋に顔と手が出るように3つ穴を空けてかぶることで、散髪マントの代用として使うこともできます。