みなさんは願掛けをしたことがありますか?合格祈願や恋愛成就などさまざまな場面で神頼みをする事があるかと思います。願掛けの為に髪を伸ばしたり禁酒する事もあるでしょう。実際願掛けの意味や方法を理解している人は少ないでしょう。今回はそんな願掛けの意味について迫っていきたいと思います。
願掛けについて
願掛けの意味
願掛けとはそもそも、自分にとっていい運勢になってくれるように願いをかける事を言います。その方法はさまざまで、神社やお寺などへお参り行ったり、髪を伸ばして願掛けをしたりと人それぞれです。また願掛けをする目的もその人の願い事なのでさまざまなパターンがありますね。
願掛けの目的1【合格祈願】
願掛けの目的で一番多くあるのがやはり合格祈願でしょう。高校受験で志望校に受かりたい、今年こそはこの大学に行きたい!などなど、人生で誰しも一度は経験するかもしれませんね。結局は自分の実力次第でしょと言われてしまえばそれまでですが、受験前に神社へ行ってお守りを買ったりするのが一般的でしょう。
願掛けの目的2【恋愛成就】
昨今ではパワースポットとして縁結びの神社などに訪れる人も少なくはありません。憧れのあの人と結ばれたい、私にもいい出会いが訪れますように…と恋愛成就を目的として願掛けをする事もありますね。
特に恋愛に関して願掛けをするのは女性の方が圧倒的に多いと言われています。また種類もさまざまで神社やパワースポットに訪れる人もいれば、アクセサリーなど恋愛運が上がるようなものを選ぶ人もいますね。
願掛けの目的3【家内安全】
願掛けの目的として多いものの一つが「家内安全」でしょう。新しい家族ができた時や、子供が進学する時など節目の機会に家内安全を願う人も多いでしょう。
願掛けの目的4【安産祈願】
妊娠がわかったら、安全に子供を産んであげられるようにと願掛けをする事もあります。日本では妊娠五か月を目明日に腹帯を巻いて安産祈願をする習慣もあります。主に「戌の日」に祈願すると良いとされ理由としては犬は一度にたくさんの子犬を生むからと言う理由からだそうですよ。
カレンダーによっては日付ごとに十二支が記載されているのでそれを目安に安産祈願しに行くようです。母子ともに何事もなく健康に生まれてきてほしいものですよね。
願掛けの方法11選
願掛けの方法1【禁酒】
有名な願掛け方法として「禁酒」があげられています。これにはどんな意味があるのでしょうか?この場合はお酒が好きな人に効果があると言われいます。お酒とは人間にとって一種の娯楽のようなものでもありますから、それを断つことによって神様に対する願掛けになるだけではなく自分への宣言にもなるようです。
しかし誰に対しても禁酒が効果的と言う事ではない事は覚えておいてください。これはあくまで「お酒が大好きな人」に限るのです。お酒を普段から飲まない人や好きではない人が禁酒をしてもあまり意味がありませんね。
願掛けの方法2【髪を伸ばす】
願掛けの方法としてもメジャーなのが髪を伸ばす方法でしょう。実はこれには意味があります。と言うのも髪の毛と言うのは昔とても神聖なものとされていたのです。髪は生きている体の一部であり、昔の願掛けでは髪を切って神様に捧げる習慣さえあったほどです。
身体の一部を神様に納める事で自分の身代わりとして願掛けをしてるのでしょう。今では髪を収める習慣はほとんど見られませんが、願掛けの際に髪を伸ばす事は良くある事ですよね。また髪を伸ばす事で伸ばしてきた期間を目で確認する事も出来ます。
願掛けの方法3【断ち物】
こちらの願掛けは禁酒と似ていますが「断ち物」とは自分にとって大切なものや執着心のある物を断つことによって願掛けとする方法です。人それぞれ自分の大好きなものや執着してしまうものはあるでしょう。
例えば大好きな漫画や遊び、ゲームの他に好きなスイーツなどなど…それらに一切関わらず、願いがかなうまで手を出さない事で願掛けとしています。しかし断ち物はとても大変な事でしょう。これまで執着していたものに一切手を付けてはいけないのですから、本当にそこまでする必要があるのかを考える必要がありますね。
願掛けの方法4【パワースポットを巡る】
願掛けの一般的な方法としてパワースポット巡りと言うものがありますね。これは観光のついでにも行われることが多いです。それぞれの目的に合わせて有名なスポットを巡ったりして願掛けをするのです。中には神様が宿っていると言われているものがあったりしますね。
神社などでは御神木のようなものや、岩など神様が宿っていると言われているものはたくさんあり、神社にお参りするだけではなくこの様に神様が宿っているものに触れてみたりすることもあるでしょう。
願掛けの方法5【編み物をする】
日本ではあまり一般的ではありませんが、海外では願掛けとして編み物をする事が良くあるのです。また冬のオリンピックではスノーボード選手のコーチが競技前に編み物をした事でもとても話題を呼びましたね。
あれは選手の気持ちを落ち着かせたり、協議が上手くいくように願掛けの意味も込められていると言われています。競技前に編み物をしていたコーチはフィンランドの人だったのですが、冬の長いフィンランドでは冬を暖かす過ごすために、編み物をしながら願い事をするのが一般的だそうですよ。
願掛けの方法6【お守りを買う】
願掛けとして一番手軽であり、一般的と言われてるのが「お守り」でしょう。神社にお参りに行けばすぐに手に入ります。またそれぞれ目的に合わせたものが売っていますから、自分の目的に合わせて購入できますね。かばんや財布などに入れて持ち歩くことも簡単にできます。
願掛けの方法7【断食】
「断食」と言ってもすべての食事を断つわけではありません。一部の宗教などでは習慣として取り入れられているようですが、すべての食事を断ち切ることなど私たちにはできませんよね?願掛けの意味での「断食」は一部の食事を断ち切る事を表します。
禁酒や断ち物と似たようなものではありますが、願いがかなうまでの間主食だったり大好物を断ち切る事を表しています。また断食をする事で叶ってからそれを食べられると考えると頑張れるかもしれませんね。
願掛けの方法8【奉納】
奉納として良く行われている方法が「絵馬」でしょう。誰しも一度は描いたことがあるのではないでしょうか?お正月などで絵馬を買い、その場で願い事を書いて神様に奉納するのが一般的ですね。最近では可愛らしい絵馬やその年に合わせた絵馬も売られていて楽しめます。
願掛けの方法9【縁起のいい食事】
こちらは「断食」や「禁酒」とは正反対の願掛け方法です。よく行われているのが勝利を意味でかつ丼を食べるですよね。勝利とかつ丼の「かつ」かけていて縁起がいいとされています。このようにおまじないのような方法で願掛けをする事もありますよ。
願掛けの方法10【だるま】
願掛けの方法として良く行われているのがだるまです。だるまは片目に黒目を入れて願い事や目標などを唱えます。その願い事や目標が達成された時にもう片方のめに黒目を入れると言う習慣がありますね。神社などでも簡単に購入できるので手軽に試せる願掛け方法と言えるでしょう。
願掛けの方法11【熊手】
熊手は主に「商売繁盛」の願掛けとして購入されます。これから新しい商いを始めるときやもっと繁盛を目指したいときがほとんどですね。縁日や酉の市などで購入が可能ですよ。