縁結び最強のパワースポットと、スイーツの食べ歩きが楽しい蔵の街、埼玉県の小江戸「川越」。江戸時代から城下町として栄え、老舗のお店が多くのこるほか、最新のスイーツもぞくぞく登場しています。そんな気軽にまわれる川越は、お散歩旅にピッタリです。
|蔵とスイーツの街小江戸川越
江戸の北側を守る要として、有力大名が代々治めた川越。そのいっぽう北から江戸へと運ばれる物資の集積地として商工業が栄え、今も老舗が残ります。当時からサツマイモの産地としても有名で、「川越イモ」と呼ばれた1700年代には、江戸で焼き芋の大ブームが起きたほど。川越のスイーツには、そんな伝統があるんです。
▲明治26年の大火で町の中心部が焼失し、耐火性に優れた蔵を立て直したのが蔵の街のはじまりです
川越大火の復興で、蔵造りの職人を東京から呼び寄せたため、黒い外観は「江戸黒」と呼ばれる江戸で人気の色使い。本家の東京ではほぼ見られなくなった江戸の風情が、小江戸川越に残ります。
▲川越のシンボルと言えば、古い街並みの中心に立つ鐘撞堂(かねつきどう)「時の鐘」。塔は薬師神社の入口になっていて、1日4回(6時、12時、15時、18時)時を知らせます
初代「時の鐘」は1624年から1645年の間に建てられ、火災で焼失するなど現在は四代目。明治26年の川越大火の翌年に再建された建物は、高さ16m。まわりには、スイーツやお土産を売るお店が集まります。
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