③天望山
白雲山から天望山へは、もと来た道を戻るのではなく、山頂から天望山へと向かう道があるので、そちらへ進みます。
頂上にしっかりと道標が設置されているので、案内に従って下っていきます。
白雲山山頂から天望山へは約1時間5分との案内があり、距離にするとそう大したことはないのですが、足場が結構悪いところがあるのでそちらで時間を取られるかと思います。
然別湖を見下ろしながらまずはガレ場を慎重に下っていきます。
ガレ場は道になっていないので方向を見失いやすいですが、木に付けられたピンクのリボンや岩に書かれた矢印を頼りにしながら進んでいきましょう!
ガレ場を下り終えると、次はとても細い道へと出ます。草木が生い茂っていて、途中で道を見失いそうになることもあるかもしれませんが慎重に歩を進めていきます。
次第に道はなだらかになっていき、両側を笹薮に囲まれた道に出ます。
天望山を正面に見据えるようにして更に進んでいくと、天望山・白雲山登山口・白雲山の分岐が見えてきます。
ここを天望山方面へと進むのですが、もちろん時間や体力がキツイ方はエスケープとして白雲山登山口へと向かうのもアリです。
この分岐地点から天望山までは約35分!これまでの道のりに比べると歩きやすく、緩やかに登っていきます。
踏み慣らされた足場を登り進めていくと、次第に眺望もよくなっていき、十勝平野が見えてきます。
更に登り進めていくと、周囲は木々に囲まれ、ほどなくして天望山の頂上に到着です!
標高は1,173mで、登山口からの標高差は374m。正面には然別湖と温泉街が見渡せます。
さきほどの白雲山山頂に比べると狭いということもあり、お食事休憩を考えている方は次の東雲湖の方がいいかもしれません。
こちらでは小休憩と景色を楽しんで、サクッと次の目的地へと発ちましょう♪
④東雲湖
次は最後の目的地となる北海道三大秘湖の東雲湖へと向かって歩き出しましょう。標高1,173mの天望山山頂から標高810mの東雲湖へと下っていくのですが、この道がなかなかハードです!
天望山から東雲湖へと向かう歩きだしは笹薮に囲まれた道を進むのですが、しばらくすると、どんどん草木が生い茂っていきます。
視界が悪くなり、道を見失いそうになってしまうこともあるかと思いますが、そんな時はしっかりとピンク色のテープを確認しながらコースを取りましょう!
道はどんどん険しさを増し、足場も悪くなってきて少し不安に感じるかもしれませんが、ここはひたすらピンクのテープを追って歩いていきます。
草木に囲まれているのに加え、大きな岩や石も足元にゴロゴロ転がっているので、細心の注意を払って進みましょう!
そうすると、そのうちに右手側にちらちらと湖が見えてきます。
北海道三大秘湖の東雲湖です!東雲湖が見えてきたら、一気に安心感が増し、足取りが軽くなってくるに違いありません♪
東雲湖は近づいていくにつれて、足場は悪くなっていきますが、最後のひと頑張りです!
慎重に歩み進めていくと、ガレ場を上から下りていくような形で、北海道三大秘湖の「東雲湖」に到着です!
三大秘湖というだけあり、とても静かで美しく、湖周辺のガレ場はナキウサギの生息地としても知られています。
ガレ場に腰かけてランチを食べたり、穏やかな湖面に見とれたりしながら、北海道の大自然を感じながらしばしの休憩をとっていって下さいね♪