木曽路ならではの蕎麦
日本全国、蕎麦にはいろいろなタイプがあります。白い、黒い、ツルツル、ボサボサ、太い、細い…そんな中でも、木曽の蕎麦は特徴があります。やっぱり第一印象は 田舎蕎麦 。基本的に、黒いつぶつぶが残っていて全体の色は黒く、太めです。
また、【旗挙そば 源氏】は手打ちなので、麺の太さはまばらで、少し縮れています。でも、その田舎らしさが、木曽ならではの蕎麦です。
蕎麦つゆは、甘めで濃い目。蕎麦湯も程よく濁っています。暖かい蕎麦を頼んでも、写真のように蕎麦つゆの入った蕎麦猪口と蕎麦湯を持ってきてくれるのは嬉しいサービス。
木曽の蕎麦は2枚で一人前
木曽の蕎麦の特徴はもう一つ。基本的に、2枚で一人前 なのです。2枚あるからボリュームがすごいわけではなく、ちゃんと一人前。ざる、もしくは もり(海苔なし)で一人前1,160円ですが、1段からでもちょうど半額の580円で注文可能です。小さいお子様は1枚で良いと思います。
「七笑」や「中乗さん」といった地酒もぜひ
車を運転しない方は、ぜひ地酒も楽しんでみてください。お店のエントランスにある幟にも、青と赤とカラフルに書かれていますが、「七笑」と「中乗さん」の2種類があります。どちらも木曽路の銘酒!
お酒を頼むと、付き出しに 自家製わさび味噌 がついてきます。これがまた旨い♪ 蕎麦が出てくるまでのアテにしても良いですし、蕎麦の薬味に添えても美味しいです。
天ぷらは前日までに要予約
メニューを見ていると、面白いのが、「おつまみ」の欄に、つけもの盛り合わせ や すんき漬け 以外に、えび天皿 と併せて、 天ぷら定食 と 天付ざる、もりそば があることです。お酒を飲む方が、蕎麦前に天ぷらを好むことに由来するのでしょうか。
しかし、メニューには「要予約」とあります。お店の方に聞くと、前日までに予約しなければいけないそう。なので、「天ぷらをつまみに、蕎麦前で日本酒を飲みたいな〜」という方は、前日までに要予約です!!
しかし、温かい えび天そば(1,130円)は予約なしでOK!要予約のエビとは使っているものが違うのでしょうか。
参考までに、筆者が頼んだそばをご紹介します。
こちらが、予約なしでOKの えび天そば 。エビが大きい!汁も濃いめで、天ぷらの衣が程よく汁に絡みます。
温かい 鳥南ばんそば は1,180円。汁のベースはえび天そばと同じかも知れませんが、お出汁に鶏肉と椎茸の風味がたっぷり感じられて、また全然違う味に仕上がっています。
それもそのはず、椎茸が大きい!鶏肉以上に大きいんじゃないか?!というくらい。同じ温かい蕎麦でも、具材によって味が全然変わってくるので、「次は前と違うのを食べようかな〜?」と思ってしまいます。
冬になれば、地元名物の すんき を使った蕎麦も出てくるので、ぜひお試しください。すんき とは、赤カブの葉を、塩は使わず自然に乳酸菌発酵させた木曽伝統の保存食品です。
最後に・・・
広々とした空間に座敷もあり、小さなお子様連れも安心できる店内です。近くには、「木曽駒高原」 や 「道の駅 日義木曽駒高原」、スキー場もたくさんあるので、このエリアでの観光の際にはぜひ立ち寄ってみてくださいね。
なお営業時間については、ご予約含めてご注意を。開店は10:30からですが、閉店は時期によって15:00〜16:00と変わります。詳細は、直接お店にお問い合わせすると無難かと思います。
提供・トリップノート
【こちらの記事も読まれています】
>【豊洲】「チームラボ プラネッツ」徹底ガイド!お台場との違いは?
>東京のブルックリン!蔵前で行きたい散策スポット・お店16選
>【静岡】本当は広めたくない!柿田川湧水公園の神聖な見どころ5選
>京都・嵐山の人気観光スポットTOP15!旅行好きが行っている観光地ランキング
>【滋賀】SNS映えしそう!長浜のおすすめ観光スポット・お店10選