瑞浪市にある科学博物館「サイエンスワールド 」では、無料で工作したり、実験したり、サイエンスショーを観たりして、科学を身近に楽しく知ることができます。しかも、無料とは思えないくらい充実した内容!大人も一緒に丸一日楽しめる館内をご紹介します。
岐阜県先端科学技術体験センター【サイエンスワールド 】とは?!
日本には全国あちこちに博物館がありますが、その中でも 科学系 の博物館はどこも子供がわかりやすいような工夫があって、とても面白いですよね!子供はもちろん、大人も楽しめちゃいます。
岐阜県にもいくつかありますが、今回ご紹介するのは瑞浪市にある【サイエンスワールド 】。
中央自動車道の瑞浪I.C.から車で3分ほどのところに、とても大きな「瑞浪市民公園」があるのですが、その周りをぐるっと囲むように、様々な博物館があります。【サイエンスワールド 】もその中の一つ。
ここには展示物はほとんどなく 体験型の科学館。ワークショップ で工作や実験をしたり、サイエンスショー を観たりして科学に触れられます。驚きなのは 入館料が無料!工作も実験もショーを観るのも無料!
ただし、ワークショップやイベントの中には300円前後の材料費がかかるものもあります。と言うと「なーんだ、無料じゃ、そんなに遊べないんじゃない?」と思うかもしれませんが、全然そんなことないんです!
「子連れで無料で遊び倒す!」にこだわる(笑)筆者の実体験をもとに、無料でどれだけ【サイエンスワールド】で楽しめるのかご紹介します。
なお、体験メニューは1〜3ヶ月ほどで入れ替わる ため、今回ご紹介する体験メニューが、いつもあるとは限らないことをご了承ください。でも、いつ行っても楽しいメニューがいっぱいだと思いますよ〜!
【サイエンスワールド 】の中ではこれだけ遊べる!
中に入ると、とても広々とした空間。1〜2Fの作りで、1Fは自分で作って遊べる「ワークショップ」、2Fには「サイエンスラボ」という実験室があります。
まずは「サイエンスラボ」の当日予約を
さっそくワークショップへ!…と走りたくなりますが、まずは受付でもらえるその日のスケジュール表を要チェック。というのも、サイエンスラボで行われている【チャレンジワークショップ】は人数制限があり、開催時間も決まっているので、早めに当日予約をした方が確実 なんです。
当日予約の方法は、2Fのサイエンスラボの前にある「予約受付表」に名前を記入するだけです。サイエンスラボごとに内容が異なるので、行きたいラボ、時間をチェックして予約しましょう。また、高度な器具を使うものは年齢制限もあるので、事前にご確認ください。
さて!予約ができたら、時間まで1Fのワークショップへ!(チャレンジワークショップの内容はまた後ほどご紹介します)
工作の屋台村?!【わくわくワークショップ】
広〜い1Fのギャラリーには、たくさんのワークショップが!まるで工作の屋台村です。予約は必要ありませんが、混んでいる場合は、ちょっと待つこともあります。でも、すぐに空くくらい作業時間は短いですヨ。
ここでは、材料を受け取ったら、基本的に セルフサービス で工作をします。とは言っても、簡単な工作なので、幼い子は親がちょっと手伝ってあげれば大丈夫。しかも、一般家庭でも用意できるような身近なアイテムばかりなので、作り方を覚えたら家でも再現できます。
「サイエンス工房」という理科室のようなスペースでは、もうちょっと高度な工作ができます。
この日は「PETシューター」と言う、ペットボトルを使った弓矢のようなものを作りました。しかも、作ったもので遊べるスペースがすぐ隣に。こういう場所があるのは嬉しいですね!
2Fでもサイエンスラボ前のギャラリーを使って、ワークショップを出していることがあります。この日は「月面迷路」と言うダンボールを使った子供用の迷路が、どどーん!と広がっていました。
「月面探査機は見つけられるかな?」とか「宇宙人は何人いるかな?」など、ミッションが与えられるので、子供達も目的を持って迷路を楽しめます。こんなひと工夫がされているのもステキです。
そのほかにも、プラバン作りや、紙を切って宇宙船などが作れるワークショップもあり、本当にいろいろ楽しめます。
「わくわくワークショップ」で作れるもの、楽しめることは、月ごとで変わるので ホームページで確認してくださいね。