【京都】紅葉や苔の庭園が美しい大原三千院へ行こう

『トリップノート』より

(画像=ゆきたか、トリップノートより引用)

往生極楽院から南へ少し歩くと、小さなお地蔵さまが苔の中にたたずんでいます。このお地蔵様は、石彫刻家の杉村孝氏によるもので、わらべ地蔵と呼ばれています。やさしい表情のお地蔵さまに、多くの人がカメラを向けています。

(画像=ゆきたか、トリップノートより引用)

金色不動堂は、護摩祈祷を行う祈願道場です。建物は平成元年の建立で新しいものですが、御本尊の金色不動明王は、平安時代の僧「智証大師」の作と言われており、重要文化財にも指定されています。毎年4月に行われる不動大祭の期間中は、その姿を拝むことができます。

周辺の散策をしよう

(画像=ゆきたか呂川、トリップノートより引用)

境内の北側と南側には、小川が流れています。北側が呂川(りょせん)、南側が律川(りつせん)です。この名前の由来は、「声明音律(しょうみょうおんりつ)」の呂律(りょりつ)からきているそうです。

(画像=ゆきたか律川、トリップノートより引用)

律川は比較的水量があり、澄んだ水が流れる音に癒されます。呂川は、水量は少ないものの、川沿いのもみじの新緑や紅葉が美しく、風情があります。

(画像=ゆきたか、トリップノートより引用)

三千院の参道と周辺には、飲食店や土産物店が立ち並び、観光客で賑わっています。みたらし団子やぜんざい、ソフトクリームなどもあり、ちょっとした食べ歩きも楽しめますよ。

(画像=ゆきたか、トリップノートより引用)

呂川沿いには、漬け物、七味唐辛子のほか、試食ができる「ぽん酢」のお店などがありますので、お土産を買い求めるのも良いでしょう。

三千院の美しい境内はいかがでしたか？京都市街から少し離れていますが、ほっと落ち着ける庭園を眺めに、ぜひ行ってみてください。紅葉の時期は道路、周辺の駐車場などが混みあいます。平日や朝早い時間帯に訪れるなどして、ゆっくりと散策を楽しんでみてくださいね。