滝王国と呼ばれるほど多数の滝を有する山形県で、随一の高さを誇る玉簾の滝。夏には納涼スポットとして、冬には氷瀑としても楽しむことが出来るんです。庄内地方の周辺おすすめスポットとともにご紹介します。

玉簾の滝とは?

玉簾の滝(たますだれのたき)は、およそ1200年前に弘法大師が発見、命名したとされる、山形県随一の高さ63m、幅5mの直瀑です。例年1月中旬から2月上旬の寒さが厳しい季節には、氷瀑を見ることもできます。駐車場からは遊歩道も整備されており、徒歩約10分で滝に着きます。

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(画像=flickr.com、トリップノートより引用)

かつては山岳宗教の修験場だったこともあり、滝のすぐそばには神社が祀られています。周辺には杉の大木が立ち並び、マイナスイオンがあふれていることからパワースポットとしても人気です。

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(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

滝に近づくと水飛沫を浴びられるほどで、盆地特有の暑い夏の山形では納涼スポットとしても親しまれています。また、滝王国と呼ばれるほど滝が多い山形県でも、見ごたえのある滝として多くの人たちが訪れます。

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(画像=dory、トリップノートより引用)

昼中はマイナスイオンにあふれ自然を身体いっぱいに感じられる滝ですが、ゴールデンウィークや夏休み期間になると、夜にライトアップが施され、より一層、幻想的な世界に。また、冬になると滝の水が全てが凍りついた氷瀑となり、冬ならではのその姿も見ごたえがあります。

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(画像=PIXTA ライトアップされた玉簾の滝、トリップノートより引用)
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(画像=PIXTA 氷瀑、トリップノートより引用)

おすすめ周辺観光スポット

玉簾の滝へ行くには公共交通機関でのアクセスがなく、車での移動になります。せっかく来たならば、車で周辺もいろいろと巡ってみてはいかがでしょうか?おすすめの周辺観光スポットをご紹介します。

【1】胴腹滝

滝王国の山形を満喫するなら、他の滝にも訪れてみてれはいかがでしょうか。鳥海山の麓にある庄内地方には、豊富な水に恵まれてたくさんの滝があります。そのうちの一つが胴腹滝(どうはらのたき)です。

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(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

落差のある滝とは一風異なり、鳥海山の伏流水が斜面の岩盤から突然湧き出している滝となっています。名水として水汲みに訪れる人が後を絶たず、噴き出している2カ所右左で味が違うとも言われています。