埼玉県秩父市へ引っ越しや転勤、移住を考えている人は必見!秩父市の魅力や人口などの基本情報や周辺へのアクセス、移住支援制度を調査しました。秩父市に興味を持っている方、移住しようと考えている方は参考にしてください。

埼玉県秩父市ってどんなところ?

人口 61,160人 (推計人口、2021年1月1日現在)
自治体HP 秩父市HP

埼玉県の南西部に位置する秩父市は、埼玉県内で最も広い市町村です。大きく分けると下記の4つのエリアとなります。
・荒川エリア
秩父の大自然を間近で見られるエリアで、橋立鍾乳洞や、裏山ダムなどがあり観光地としても人気のスポットです。

・吉田エリア
いちごやかぼす、ぶどうなど農作物の栽培がさかんで、夏になるとホタルが見られるほど、自然豊かな場所です。

・市街エリア
山々に囲まれた盆地の中央部に位置しています。商店街や百貨店などが並び、便利で暮らしやすいのが特徴です。

・大滝エリア
豊かな温泉が湧き出る地域です。ほとんどが山林で、農業がさかんなエリアでもあります。パワースポットとして知られる三峯神社があることで多くの参拝者が訪れます。

どのエリアもそれぞれの魅力があるので、移住する際には、自分自身や一緒に暮らす家族に合う土地を見つけてくださいね。

秩父市の冬は、埼玉県内でも特に寒いと言われており、朝方は氷点下になることも。夏は暑く、猛暑日が多いですが、湿度は低いため、熱帯夜になることはなく夜は比較的過ごしやすいのが特徴です。

秩父市は、都内から特急電車を利用すれば最短77分の場所に位置しており、アクセスしやすい環境もポイントです。美しい自然に囲まれた田舎暮らしをしながらも、行きたい時にすぐに都会へと足を運べる街です。

また、子育て支援も充実している秩父市。乳幼児がいる家庭向けには、生後10か月の健康診査時に秩父市の木材で作られたおもちゃのプレゼントや、小中学生がいる家庭向けに学校給食補助金が支給される制度があります。ひとり親家庭の医療費や、不妊治療費に関する助成事業など、多方面からの子育てサポートを実施しています。

「暮らす、秩父」では、実際に移住してきた方やUターンしてきた方のインタビューも多く掲載されています。秩父市で起業した方など興味深い話が盛りだくさんなのでぜひ参考にしてみてください。

埼玉県秩父市の移住支援制度

埼玉県秩父市に住みたい!基本情報や移住支援制度などを調査!
(画像=『移住支援.com』より引用)

埼玉県秩父市では平成31年4月より、移住支援制度を新設し下記の支援制度を実施しています。補助金の申請期限や必要書類などがそれぞれ異なりますので、詳細は秩父市のホームページで確認してください。
参照:埼玉県秩父市 移住支援制度

若者移住者(IJUターン)就職奨励金

秩父市では市外に居住している若者が、事前申請を行うことで、就職奨励金を補助する制度があります。市内の中小企業が若者への就職支援をすることで、移住の促進を促します。秩父市内の法人・個人事業者に正規雇用で就職し、2年以上秩父市に住む意思がある45歳以下の方に20万円の補助金を支給します。その他の詳しい要件はホームページをご覧ください。

空き家リフォーム等工事費助成金

空き家を有効活用して移住希望者に定住してもらうために、改修費用の一部を助成する制度があります。「ちちぶ空き家バンク」に登録された物件を購入または賃貸した日から6カ月以内の着工で、50万円(世帯主または配偶者が40歳未満の場合は60万円)が支給されます。また、18歳未満の同一世帯員1人につき10万円が加算。お子さんがいて、マイホームを持ちたいと思っている家庭にはとても嬉しい制度といえるでしょう。

軽自動車購入費助成金

申請時の年齢が18〜59歳で、秩父市に5年以上住む意思があること、自動車を所有していないことを要件とし軽自動車購入の補助金が支給されます。都心などでは、交通手段がたくさんあり車がなくてもよかったけど、地方に来ると移動には車が必要ですよね。「移住したいけど、車がないから…」と、渋っている方の背中を押してくれる制度です。

移住支援金

東京圏から移住して中小企業などの就業または企業した方に最大100万円を支給する「移住・就業支援金制度」を実施しています。また、移住前からの勤務先での業務をテレワークで継続する方も支給対象者となります。単身での移住の場合は60万円、世帯人員が2人以上の場合は100万円が支給されます。支援金の申請は移住後3カ月以上1年以内での申請が必要です。