愛知県の子育て環境

愛知県に移住したい!どこの市町村がおすすめ?移住や就業支援の制度などを調査!
(画像=『移住支援.com』より引用)

愛知県では、日本一子育てしやすい愛知の実現を目指して「あいち はぐみんプラン2020-2024」を実施しています。出産や子育て期だけでなく、中長期的な視野に立った総合的な少子化対策を推進するため、ライフステージに応じた切れ目ない支援に取り組み、地域のNPOや企業などと一緒に、地域社会全体で子どもの成長や子育て家庭を応援する基盤づくりに取り組んでいます。具体的に支援策をみてみましょう。

名古屋市・小牧市など多くの市町では、子どもの医療費について、通院は中学生まで、入院は18歳に達する年度末まで無料(一部負担金、所得制限ともになし)にしています。ほかにも児童手当・第3子以降の保育料無料や一時預かり、子育てコンシェルジュによる子育て相談(蒲郡市)など、さまざまな支援政策があります。具体的には、各市町村のホームページを参考にしてください。

愛知県で住むならどこがいい?

愛知県に移住したい!どこの市町村がおすすめ?移住や就業支援の制度などを調査!
(画像=『移住支援.com』より引用)

では、愛知県で住むならどこが良いのでしょうか。おすすめの街をいくつか紹介します。

名古屋市の周辺に住むなら

2021年7月の名古屋市の人口は、2,328,431人です。名古屋市は、日本のほぼ中央に位置し、広域交通の要となる新幹線をはじめとする鉄道網や高速道路を擁しており、広域的な交流ネットワークの中心となっています。産業分野においては、世界レベルの産業技術が集積しており、強い経済力のもとに安定的な雇用があります。

住環境においては、ゆとりある住居・生活空間を備えているとともに、通勤時間が比較的短いなど、時間的にもゆとりのある都市であるといえます。さらに生活における便利さ、快適さにおいても市民の満足度は高く、住みやすいまちといえるでしょう。

鉄道は、市営地下鉄を始めとして、あおなみ線、ガイドウェイバス、JR東海、名古屋鉄道、近畿日本鉄道などが運行しており、

また、市内をほぼ網羅している市バスなど路線バスも運行しています。高速道路は、名古屋高速、名古屋第二環状自動車道、東名高速道路、伊勢湾岸自動車道などが通っています。定住支援策としては、中堅ファミリー世帯を対象に定住促進住宅を供給し、小学校就学前の子を持つ子育て世帯に対する家賃減額等を実施(所得制限あり)する支援があります。医療費助成では、通院は中学生まで、入院は18歳に達する年度末まで無料(一部負担金、所得制限ともになし。)です。

なお、2022年1月診療分から、18歳に達する年度末までの人の通院分の医療費も対象となります。.名古屋市周辺の通勤・通学圏になる蟹江町は、名古屋駅から電車で約10分の距離にありながら、ゆったりと6本の川が流れる水辺の風景は、まちに潤いを生み出しています。水郷の地にふさわしい須成祭は400年以上の歴史がある川祭りで、全国33件の祭りで構成される「山・鉾・屋台行事」の1つとして2016年にユネスコ無形文化遺産に登録されました。また、商業施設も多く、安心して暮らすことができる歴史と文化が調和した利便性の高い町です。

日進市

日進市は、東部には緑豊かな丘陵地があり、そこを源流とする天白川の流域には、田園風景が広がり、四季折々の自然を感じます。古くからの街道の歴史とともに、学園都市の顔を持つ大都市近郊のまちとして発展しました。鉄道は、市南部に名古屋市営地下鉄鶴舞線、名鉄豊田線が運行しており、赤池駅、日進駅、米野木駅の3駅があります。

また、市北部方面は、隣接する長久手市内に東部丘陵線(リニモ)が運行しています。バスは市のコミュニティバスが7コース運行しているほか、名鉄バス路線として赤池駅と長久手古戦場を結ぶ路線や市北部から名古屋市へアクセスできる路線などがあります。定住支援策には、空き家バンクで成約成⽴した物件に対し、⼦育て世帯定住促進補助を実施したり、同一家庭内で同時入園する場合に第二子の保育料半額または無料、第三子以降の保育料無料、その他、第三子保育料無料化等事業による減免などの支援があります。

長久手市

長久手市は、1584年に徳川・豊臣両氏が戦った激戦の地(小牧・長久手の戦い)として名を知られています。名古屋に隣接した市西部は住宅地・商業施設などが多く都市化が進んでいます。市東部は今なお自然を多く残しており、市街化された都市と自然豊かな田園の両面を併せ持っています。

市の中央部を東部丘陵線(リニモ)が走っており、西は地下鉄藤が丘駅、東は愛知環状鉄道八草駅と乗り換えもできます。車でのアクセスも東名高速道路名古屋ICや、名古屋瀬戸道路長久手I.Cが近く、交通の便に恵まれています。路線バスは、名鉄バスが走っており、市が運行するコミュニティバス「N-バス」は、中学生以下の小人は無料です。

中学生までの子どもの、医療費の自己負担額を助成したり、第3子以降の保育料が無料だったり、長久手農楽校での講義や実習などの就農支援もあります。

大府市

大府市は、健康都市を都市目標に掲げ、子どもからお年寄りまで全ての人が安心して健やかに、生きがいを持って暮らし続けることができるまちづくりに取り組んでいます。

また、中学校卒業までの子ども医療費の無料化、全保育園・小中学校給食の自園(自校)調理などの子育て支援施策を充実させており、子育て世代を中心とした人口流入が進んでいます。鉄道は、JR東海道本線の大府駅・共和駅があり、名古屋市中心部までのアクセスが良好です。道路は名古屋高速道路、伊勢湾岸自動車道、知多半島道路へのアクセスも良好です。

また、市内では、循環バスが走っており、市内外への交通アクセスが充実しています。定住支援策としては、結婚新生活支援支援補助金(補助対象住宅に係る取得費用)として1夫婦上限30万円を支給したり、中学校卒業までの子ども医療費を無料化したり、民間木造住宅耐震改修費の補助などの支援策があります。

蒲郡市

蒲郡市は、2つの半島に抱かれた温暖で のどかなまちです。南は海、北は山と自然が豊かで雪はめったに降らず、とても暮らしやすい環境です。県内有数の観光地でもあり、竹島やラグーナ蒲郡、温泉、マリンレジャーなど日頃からリゾートを楽しむことができます。

交通環境もよいので通勤・通学はもちろん都市部との二拠点居住も可能です。金銭的支援をはじめ施設や相談体制も充実していて、子育ても安心です。市内にはJR東海道本線の駅が4つ、名古屋鉄道西尾蒲郡線の駅が5つあり、名古屋までは40分。東京方面にも新幹線利用で2時間ほどです。

市の北部には国道バイパスがあり名古屋方面にアクセスしやすいほか、東名高速道路I.Cまでも市街地から15分程度と車での移動も大変便利です。支援制度としては、新たに三世代で同居近居するための住宅を取得等する際の費用の1/2(同居は50万円、近居は25万円が上限)を補助したり、中学校卒業まで医療費が無料で、高校生も入院費無料だったり、農漁業者の新規就業者奨励金制度があったりします。

安城市

安城市は明治用水の豊かな水に育まれ、日本デンマークと呼ばれるほど農業先進都市として発展してきました。名古屋市から30kmの距離にあり、近年は自動車産業関連をはじめとする大企業が進出し、都市と田園のバランスが取れた快適なまちとなっています。

中心市街地に、学び、健やか、交わりの場として図書情報館「アンフォーレ」がオープンし、さまざまなイベントが開催されています。JR東海道線、新幹線、名鉄を利用でき、名古屋駅まで約30分で行くことができます。市内ではコミュニティバスや無料のレンタサイクルを利用できます。

また、幹線道路が整備されており、車での移動にも便利です。定住支援策としては、木造住宅の耐震診断無料・耐震改修費補助、非木造住宅の耐震診断・耐震改修費補助などのリフォーム支援や、中学生まで通院・入院とも無料、高校生は入院のみ無料の医療費助成などがあります。

まとめ

日本の中心部分に位置する愛知県は、東京から新幹線で約1時間40分という好アクセスです。県や各市町村には移住を支援する窓口や移住支援金制度があるので、事前に相談してみると良いでしょう。


提供・移住支援.com

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