2日目午前:出羽三山の神々を祀る「羽黒山」山頂の「出羽神社(三神合祭殿)」を参拝しよう

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(画像=PIXTA 羽黒山大鳥居、トリップノートより引用)

2日目は1日かけて出羽三山を巡りましょう。出羽三山とは「羽黒山」、「月山」、「湯殿山」の総称で、古くから山岳信仰の場として知られてきた神聖な山々です。

標高414mの羽黒山は、麓から2446段の石段を歩くか、あるいは有料道路を通って車で山頂まで上がり、山頂に鎮座する「出羽神社(三神合祭殿)」へと参拝することができます。

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(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

月山は標高1,984mで、山頂の「月山神社」へ参拝するには、最短でも月山8合目(羽黒口)から片道3時間の登山が必要です。

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(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

そして標高1,504mの湯殿山へは、有料道路を通って山頂近くまで車で向かうことができ、駐車場からバス(乗車時間5分ほど)、あるいは徒歩(片道20分〜30分ほど)で山頂の「湯殿山神社」へ参拝することができます。

月山神社への参拝は1日がかりで、かつ本格的な登山の装備も必要となるため、今回のプランでは出羽神社(三神合祭殿)、湯殿山神社のみを巡ります。

なお月山、湯殿山は冬の間、積雪で参拝できないことから、羽黒山の出羽神社(三神合祭殿)に三神が祀られており、こちら1か所を参拝すれば3か所の神様の参拝をしたことになると言われています。

国宝の羽黒山五重塔、杉並木参道も見どころの「羽黒山」

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(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

前述の通り羽黒山は山頂まで車で上がることもできますが、できれば随神門から山頂まで続く、約2kmの表参道を歩いて向かうのがおすすめ。参道の両側には樹齢300~500年とされる杉並木がまっすぐ立ち並び、その厳粛な雰囲気に自分が神聖な場所にいることを実感するでしょう。

中には樹齢1000年を超えると言われる老木で、国の特別天然記念物に指定されている「爺杉(じじすぎ)」もあります。この神秘的な道のりは、『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』の三ツ星も獲得しています。

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(画像=PIXTA 羽黒山五重の塔、トリップノートより引用)

そして表参道を歩いてまもなく辿り着くのが、国宝の「羽黒山五重塔」。約640年前に再建された東北最古の塔で、羽黒山の見どころの一つです。

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(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

長い長い参道を歩いて辿り着いた山頂には、出羽三山の三神を祀る「出羽神社(三神合祭殿)」のほか、国の重要文化財に指定されている「鐘楼と建治の大鐘」や鏡池などの見どころがあります。

2日目ランチ:羽黒山近くの茶屋がおすすめ

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(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

羽黒山への参拝を終えたら、ひとまずランチにしましょう。羽黒山周辺の飲食店は多くはありませんが、随神門近くにある茶屋「お休み処zuisin門」が便利です。月山麓十割そばやモロヘイヤ麦きり、だだちゃ豆おにぎりなどがいただけます。

あるいは軽食で済ませるならば、参道の途中にある「二の坂茶屋」に立ち寄って名物の力餅をいただくのもおすすめです。

2日目午後:長いあいだ神秘のベールに包まれてきた「湯殿山神社」へ参拝しよう

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(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

茶屋でのランチを終えた後は、「湯殿山神社」へと向かいましょう。

前述した通り、湯殿山神社へはまず有料道路を通って山頂近くの駐車場まで向かい、そこからバスあるいは徒歩で神社が鎮座する山頂を目指します。道はコンクリートで整備されているので、勾配はありますが徒歩で向かう場合も羽黒山の参道よりは歩きやすいでしょう。

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(画像=トリップノートより引用)

湯殿山は「神の世界のため古来より人工は許されない」ことから、湯殿山神社には社殿も拝殿もないのが特徴。ここは出羽三山の奥の院とされ、修験道の霊地であり、語るなかれ、聞くなかれと、長いあいだ神秘のベールに包まれてきました。

聖地であることに今も変わりはなく、鳥居の先は、写真撮影禁止区域になり、本宮の参拝方法も裸足になり、そのあとにお祓い(¥500)を受けてから、お詣りするのがならわしとなっています。


提供・トリップノート

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